働き方改革

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働き方改革は、人生100年時代において、
人生を今までよりも長いスパンで捉える。
そして、「働く」と「自らの時間を楽しむ」の
メリハリをつける。

子育てが大事な時期は、それを最優先に考える。
今取り組んでいるプロジェクトが大切な時期であれば、
徹底的に完遂する。

働き方改革の解釈が
一義的で長いものに巻かれるようだと
日本の競争力がそがれてしまう。

みんな違って、みんな良い。
やりがいのある仕事を自主的に行う自由も
認められないとおかしな改革になる。

エンジンオイルのOEMにおいても、みんなで正しい解釈をして
働き方改革を勧めよう。
押し付けの解釈は信じない。

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コロナが変える医療の形

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厚労省の指示は、風邪の症状が出たら、
仕事や学校を休んで家にいる。
ただし、一定以上の熱が続き、
強い息苦しさがある場合などは
相談センターに申し出る。
これが基本だ。

一方、病院に行くと、
コロナに限らず感染症にかかるのでは、
という見方が浸透してきている。
おかげで多くの外来待合室は閑散としている。

横浜市内の総合病院の看護師長
「一斉休校で出勤できない看護師もいたが、
患者がどっと減ったので、
今のところ人手不足にはなっていない。」

大阪の消防署の職員
「コロナが怖いので救急車の出動要請が減っている。」

自力で治せる風邪は寝て治す。
半面、風邪は万病のもとである。
過信は戒めねばならない。
コロナが病気やケガへの自然治癒力を
思い出すきっかけになった。
これは医療費の節約にもつながるだろう。

エンジンオイルのOEMも、自力本願の部分を
頑張って増やさねばいけませんね。

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疲れのもとは脳にある

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梶本修身、東京疲労・睡眠クリニック院長

疲労と言うと体の疲れと思いがちだ。
ところが、家事や運動などによる肉体的疲労も、
スマートフォンなどによる眼精疲労も、
ストレスによる心的疲労も、
疲れたと感じるセンサーのもとは脳にある。

運動をすると心拍や呼吸が早くなり、
血圧や体温が上がり、汗が出てくる。
こうした、心拍や呼吸、血圧、体温などの変化を
秒単位で調整しているのが脳にある自律神経の中枢だ。

つまり、運動中、フル活動で働いている自律神経を
コントロールしている脳の中枢には
負担がかかり続けている。
そこで、これ以上運動を続けると
身体が危険な状態になる時、
脳は疲労感というSOSを出して休息を促す。

疲労が生じても、脳が休まれば、一過性の疲れですむが、
脳の疲労が取れないと自律神経の調整力も低下してしまう。

自律神経は、心身の活動を司る交感神経と
休息を司る副交感神経がバランスよく無働くことが大切だ。
自律神経の調整能力が低下すると
交感神経と副交感神経のトータルパワーも弱まり、
活動レベルも休息レベルも落ちてしまう。

車に例えれば、アクセルもブレーキも利きにくい状態だ。
自律神経のトータルパワーが低下すれば、
全身の機能が衰え、老化が進みやすくなる。

眠らなければ疲労は回復しない。
一番大事なのが十分な睡眠だ。
睡眠は疲労を回復させる唯一の手段。
1日6時間以上は必要だ。

大切なのは、睡眠の質。
睡眠の質が悪ければ、たとえ7~8時間
寝ていたとしても、脳の疲れは取れない。
その一つが、いびきだ。

いびきは気道を狭めて呼吸の邪魔をする。
脳に酸素が十分供給できなくなるため、
自律神経は心拍を速くし、
血圧をあげて酸素の供給量を維持しようと頑張る。

これでは、眠りながら走っているようなもの。
疲れは取れないばかりか、蓄積するばかり。
日中も疲れやすくなり、
さらに脳の疲労が蓄積するという
悪循環に陥ってしまう。

適度な運動は大切だが、
疲れている時に、リフレッシュしようと、
激しい運動で汗を流したり、
熱いシャワーを浴びたりしてはいけない。
いずれも、フル活動してヘトヘトの自律神経に
過度の負担を更にかけている。
だから、脳の疲労を更に増大してしまう。

疲れた時ほど疲れを重ねないように注意して、
1日のトータルの疲れをなるべく少なくする。

1日のトータルの疲れを少なくするには、
昼夜の2つのルールが大切だ。

昼のルールは、疲れたら無理せず休むこと。
あれもこれもやろうとしないで、
明日でもいいことは明日に回し、
疲れた時は無理せず休もう。
動き過ぎも休み過ぎも疲れる。
メリハリのある生活をしよう。

自然には、脳の疲れを癒す力があるので、
緑のある近所の公園などを散歩するのもお勧め。
適度な運動にもなり、疲労回復効果も期待できる。

夜のルールは、質の良い睡眠をとること。
熟眠できる睡眠環境を整え、
寝るときの姿勢を見直すことで
自律神経の調整力が回復し、
気持ちよく朝を迎えれるようになる。

質の良い睡眠をとるためには、
寝室の温度は、夏は25~27℃、冬は18~22℃、
湿度は50~60%が目安。

横向きに寝ること。
横向きに寝ると気道がふさがりにくいので、
呼吸が楽になり、いびきの予防にも効果的だ。

いびきに注意する。
いびきをかくと、その間は呼吸ができず、
睡眠の質が悪くなり疲れも取れない。

疲労感の無い隠れ疲労もある。

やりがいのある仕事は、疲労感よりも達成感が大きい。
良い結果が出ると、疲れも吹き飛ぶ。
仕事や遊びに夢中になると、長時間続けても疲れを感じない。

他の動物は疲れるとすぐに休むが、
脳の発達した人間は、達成感や充実感があると
疲れを感じにくくなる。
これは隠れ疲労と呼ばれており、
自覚がないだけに蓄積しやすい。
楽しい時ほど、無理をしないよう心がける。

エンジンオイルのOEMも、楽しくて隠れ疲労が貯まるほど
楽しいものにしなくてはいけないな。

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「ウソはバレる」 

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I・サイモンソン、E・ローゼン

ネット情報の利用で、消費者の購買行動に変化が起きている。

ある製品を買おうとする時、ネットを検索して
レビュー・サイトを探す。
愛用者が製品について書いた感想を読めば、
購入して後悔する可能性は、断然小さくなる。

これまでの消費者は、購入時の不確実性を小さくするために、
製品のブランドを当てにしていた。
以前に買ったブランドが良かったから、今回も購入する。

売り手は、情報面で有利な立場にあった。
だから、売り手主導のマーケティングによって
ヒット商品を生み出せた。

新しい時代は、本当に価値のある製品でなければ売れない。

従来の消費者は、製品情報に疎く、
良さそうな製品は、類似品との相対比較で選んでいた。

最近は、レビュー・サイトで製品が見える化されている。
消費者は品質を他との比較ではなく、
どれが良いかは絶対価値の基準で選ぶ。

製造国の信頼性も、関係なくなる。
スイスの時計といった商品イメージは、
役に立たなくなる。

20世紀の一流ブランドは、驚くほど安定していた。
しかし、ブランド名は品質を測る基準ではなくなり、
ブランドを支えていた消費者もいなくなっていく。

だから、既にヒット商品を送り出してきた企業であっても、
次の商品で大失敗する可能性がある。

反対に無名ブランドでも成功するチャンスは、
いくらでも生まれる。

企業にとって重要なのは、バーチャルリアリティーや
人工知能をはじめとする最新テクノロジーに目を向ける。
そして、消費者の好みを懸命に追跡する。
自分たちの戦略を機動的に調整していくことである。

売り手の提供する情報に踊らされている
消費者は、今も多く残っている。
それでも、消費者は、自分が暗闇の中にいると
気付き始めている。

製品情報の不確実さを前提に、
製品やサービスの絶対価値を知る事が出来るツールに
急速に馴染んでいく。

これから主導権を握るのは、ツールを駆使する消費者、
抑えきれない欲求に突き動かされる
好奇心旺盛な人たちである。

エンジンオイルのOEMを小さな規模でやる
我々にとって好い時代がやってきた。
顧客を大切にして、ネットも整備しよう。

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『営業はいらない』三戸政和

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10年後には営業という概念がなくなっている。

大量生産、大量消費を煽ってきたビジネスモデルから、
「本当に必要なモノやサービス」だけが生き残る時代に
移行するからだ。

「本当に必要なモノやサービス」へのアクセスは、
今は凄く容易になった。
Googleの検索窓に文字を打ち込めば、
ものの数分で情報にたどり着き、
自宅にいながらにしてモノが購入できる。

AI時代に入れば、
インターネットに埋もれる膨大なモノや情報の中から
「自分に必要であろう」情報が自動的に送られてくる。

「(資本主義社会の中で)今後生き残っていくの
が難しくなるだろう人種がいる。
それは単にモノを右から左に移動させることで
利益を得てきた人、
会社から与えられた商品を、額に汗をかいて販売している
日本の多くの営業マン」だ。

営業マンを多く抱えるJTBは「2022年までに
従業員数を自然減と採用抑制で2000人程度
(現在の総数の7%程度)減らす」方針を発表している。

それ以外の変化の兆候について列挙してみる。

1. AmazonによってBtoCにもたらされた大変革は、
BtoBの現場でも起きはじめている。

2. 医療業界では、営業の代名詞と言える
MR(医薬情報担当者)を代替するサービスが
すでに浸透している。

3. フィンティックが銀行業界を脅かしているように、
あらゆる営業の分野で、
セールステック(営業支援ツール)の存在感が
ますます大きくなっている。

これらの事から浮かび上がるのが、
もはや「営業はいらない」という現実だ。

10年後にはこの社会から営業という概念がなくなっている。
変化はすでに忍び寄っている。

気づいたときには世界はもう変わっていた、
という事にならないよう、
営業マンたちよ、刮目せよ。

15年にわたってテック業界を見てきた
ベンチャーキャピタリストの私としては、
テクノロジーが人の想像をはるかに超えて
進化することを体感している。

私がベンチャーキャピタリストになった15年前は、
まだiPhoneの姿形もなく、
日本にFacebookも存在しない時代だった。

この時代には、
サイズのパターンが多く、試着が必要な「服飾」は、
ネットで売れないと言われていた。
しかし実物を手に取らないと売れないとされていた服飾も、
その後、アパレルECのzozotownが、
テクノロジーを使ってそれが可能であることを実証した。

iPhoneが日本に上陸した2008年には、
日本経済の水先案内人であった大前研一氏が、
「日本でiPhoneは流行らない」と断言していた。
当時はガラパゴス携帯のネット通信や
ポータブルミュージックなどの機能が充実していたし、
ワンセグや着うた・着メロなど日本独特の機能が
よく使われていたからだ。

Facebookが上陸したときも、
「日本人は実名で何かを発言することは不得手だから、
実名制のSNSは使われない」と言われていた。

しかしそんな批評や疑念が、10年経った今、
まったく間違っていたことは誰もが知るところだ。

こうしたテクノロジーの進化を先読みするセンスは
すぐに備わるものではない。

私たちベンチャーキャピタリストは、
とてつもなく僅少な情報で軌道を想像し、
判断できるよう日々訓練している。

今、芽吹こうとしていくつかのテクノロジーから
将来を予測するのが、
我々ベンチャーキャピタリストの仕事であるが、
これまで1000社以上のベンチャー企業を見てきた
鍛錬の結果、「営業はテクノロジーに置き換えらえる」
と確信している。

近年、営業という概念を脅かすセールステックの
ベンチャー企業がさまざまなツールを世に生み出している。

それらの動向を認識し、
テクノロジーの進化の先を想像すれば
「営業はいらない」ことをあなたも理解できるだろう。

エンジンオイルのOEMも、営業戦略は同じ方向を向いています。
しかし、テクノロジー、Eコマースは万能ではありません。

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『マッキンゼーで25年にわたって膨大な仕事をして わかった いい努力』

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山梨広一

「きつい仕事」への着手の遅れがすべてに影響する
「早さ」と「速さ」の両方が、いい努力のためには不可欠だ。

「早さ」について言えば、
人より先に動くようにする姿勢が、自分の行動を早くする。
誰よりも早くスタートを切る先進性を持とう。

「速さ」については、時間を限って仕事をしない限り、
スピードは上がらない。
トレーニングを重ねないと足は速くならないのと同じことで、
仕事もスピーディにやり続けなければ、
いつまでたっても遅いままだ。

「早さ」と「速さ」の双方を意識して、
先進的かつスピーディに働いていると、
早さと速さが相乗効果で上がっていく。

コンサルタント時代、「速さのプロジェクト」という仕事を
手がけたことがある。

第1に業務の取捨選択、つまり不要な仕事を仕分けして、
第2にBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)、
仕事の流れの改革をした。
たとえば製品開発などで、
これまでは最後にやっていた品質確認を
プロセスの早い段階に持ってきてやり直しを削減するとか、
順番にしていたことを同時並行でやるようにするとか、
そういったことだ。

ポイントは第3の取り組みで、主要部門の業務すべてについて
一つひとつ洗い直すことにした。
まずは当該部門に若いコンサルタントを1週間配置して、
社員の働き方をひたすら観察した。
すると、ルーティンで処理できることを、
重要な仕事のように時間をかけてやっているケースが多い
ことがわかった。
これでは組織全体のスピードが上がらなくてもしょうがない。
だが、これは多かれ少なかれどこの職場でも
起きていることだ。

では、なぜそんなことになるのか?

ひとつの理由は、誰も自分たちが一生懸命やっている仕事が
ルーティンワークだとは認めたくないからだ。
だから放っておくと、どんな仕事をしている人も、
自分の仕事がいかにも難しい仕事であるかのように
時間をかけてしまうようになる。

あるいは、本当に時間をかけなければこなせない
難しい仕事から逃げるために、
ルーティンでできる仕事にエネルギーを費やしている
ということもある。

これは早さと速さに逆行するケースだ。

負荷のかかる仕事への着手が遅くなれば、
それだけ自分を鍛える機会も減る。
これでは早さも速さもいつまでも上がらない。

エンジンオイルのOEMも同じです。
負荷のかかる難しい仕事を後を回しにしていると、
自分の成長が遅れるだけだ。


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瞬間モチベーション

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シャンタル・バーンズ

モチベーションや情熱を高めることをうたった
ウェブサイトや書籍、プログラムは、あふれています。
でも、その多くの根底には、ある共通の勘違いがあります。

モチベーションは外からもたらされるというものです。
この思い込みが、幸いにも嘘であることをご説明しましょう。
まず、モチベーションには2種類あることを
確認しておきましょう。

よく専門家は、モチベーションには外発的モチベーションと
内発的モチベーションがあると言います。
営業部門はよく、社員のモチベーションを刺激して
営業成績をあげようとします。
ボーナスなどさまざまなインセンティブを用意して、
社員の士気をあげ、目標を達成しようとするのです。
でも、このやり方は必ずしも効果があるわけではなく、
むしろ社員のやる気を失わせたり、
非生産的な行動を助長する逆効果をもたらすことがあります。

結果を出すには環境ではなく自分の心理と向き合うこと

例を挙げましょう。
ジョンとヘレンは同じ会社の営業部門の管理職です。

あるとき2人は、前月よりも10%高い目標を課されました。
目標を達成できたら、巨額のボーナスをもらえるという約束です。
ジョンは、「そんな目標どうやって達成すればいいんだ」と悩み、
やがてやる気をなくし、落ち込んでしまいました。
ヘレンはそんな標を達成するのは無理に決まっていると、
はなから努力しません。
2人とも同じ目標とインセンティブを与えられ、
顧客ベースも似ているのに、ボーナスという外的要因に
正反対反応を示したのです。

モチベーションとは、特定の生き方をしたいという
欲求や意思やエネルギーであり、
外的な物事に一切左右されません。
モチベーションは瞬時的で自発的なものであり、
あなたの考え方から生まれるものなのです。

もっとやる気を出したい、もっとうまくチームを管理したい、
もっと影響力を持ちたい、もっとゴルフがうまくなりたい、
もっと自信を持ちたい――。

あなたがどんな変化を求めているのであれ、
いちばん重要なのは、自分の心理状態を理解することです。
それなのに私たちは、
その探求をいちばん後回しにしがちです。

エンジンオイルのOEMも、ここを忘れてはなりません。
自分が本当にやりたいのは何なのか知ったうえで、
それを活かすことです。

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仏陀の教え

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「宇宙を知るということは、
宇宙を勉強して知ることによって、
自分の人生がどう変わったかということを以て、
知る、ということです。

だから「《わかる》ということは
《かわる》ということです」。

その人の行動が《かわった》ことを以て、
本当に《わかった》ことになる。
行動に示せなければ、分かったことにはならない。

仏教には修行がつきものですが、
修行することの意味は何か。

それは、《わかる》と《かわる》を例にとって言えば、
《わかる》→《かわる》という方向とは逆に、
《かわる》→《わかる》という方向も見れば理解できます。

《わかる》→《かわる》が
《心》から《からだ》に働きかける方向なら、
《かわる》→《わかる》は
《からだ》から《心》に働きかける方向です。

つまり、行動が《かわる》ことによって、
ある境地を理解できる、
すなわち《わかる》ということになります。

仏教は最終的には悟りを目指しますが、
いきなり悟ることは無理です。

そこでブッダが制定した戒律を守り、
また修行を重ねることで、
悟りの境地を体得する(わかる)ことを目指す。
心と体はつながっているので
まずは形から入って、からだを習慣づけ、悟りへ導く。

仏教での「律儀」とは、
「殺さない・盗まない」等の戒律を守ることで、
《悪を抑制すること》を意味する。

これが習慣になれば、悪を犯そうと思っても犯せなくなり、
「善の習慣化(律儀)」が結果として悟りをもたらします。

良い行いは習慣化する。5S運動なども、エンジンオイルのOEMに
好い結果をもたらすでしょう。
仏教のスタイルは今でも、有効に使えます。

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新型コロナはパンデミックすると分かっていた。

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 「ジョンス・ホプキンスの科学者たちが
「最も懸念したパンデミック」は、
次のような特徴を持つ病原体だと結論付けていた。

2018年の報告書にある
「将来的に最も深刻な影響を与える可能性のある病原体」
・呼吸器系の感染症
・致死率が低い
・発症しない人が多い、あるいは軽症の人が多い
・そのような特徴を持つ RNA ウイルス

お分かりになりますか?
現在流行している新型コロナウイルスそのものなのです。

ジョンス・ホプキンスの科学者たちは、研究の結果、
「こういうものが世界に壊滅的なダメージを与える
危険性がある」として、
全世界に警鐘を鳴らすべきだと発表していました。

WHOのスタッフなどを含めて、多くの専門家たちは、
「新型コロナウイルスは、致死率が低く、
軽症の場合が多いから、
それほど心配することはない」としてきました。

いや、私もそのように考えていました。
「致死率が高い方が恐ろしいだろう」と。

しかし、公衆衛生上の問題はともかくとして、
社会に対しての影響は、「致死率が低い」方が高いのです。

まずは、そのジョンス・ホプキンスの発表を紹介していた
2018年の科学記事をご紹介します。

・致死率が低い→いつまでもウイルスの拡散が続く
・発症しない人、あるいは軽症の人たちが多い→感染した
ことに気づかずに行動し、どんどん感染を拡大させていく

これは「今現在の社会の状況そのもの」だと言えます。

新型ウイルスは、病気で亡くなる人の数は少ないですが、
感染した人の発症期間がインフルエンザなど
通常の呼吸系感染症に比べてはるかに長い
(それだけ、ウイルスが放出され続ける期間が長い)。

そして、若い人たちを中心に、新型コロナウイルスは、
感染しても発症しないか、極度に軽症なことが多いため、
「感染したまま社会で行動し続ける人がたくさんいる」。

その逆の場合はどうなるか。

つまり「発症率も致死率も高くて、
あっという間に重症化して亡くなってしまう」ような
感染症の場合です。
その場合は以下のようになります。

・感染すれば多くの人が早期に発症する→感染したまま
社会で行動する人の数は少なくなるので、
ウイルスの広がりが抑えられる
・致死率が高い→ウイルスが放出され続ける期間が
長くならない上に、
死亡した人の体内でウイルスは生きられないので、
ウイルスは次々と消滅していく

致死率の高い感染症として、
エボラや SARS などがありますが、
それほど感染は拡大しませんでした。
少なくとも、国境を大きく越えた感染拡大は
起こりませんでした。
これは「発症率と致死率が高い」ことも理由の1つです。
感染が広がりようがないのです。

私たちの考え方は「逆」だったのです。

恐ろしいパンデミックは
「致死率の高い病気」ではなかった。
最も恐ろしいのは「単なる軽い風邪のような病気」による
パンデミックです。

それが正しい予測だったことは、
単なる風邪により社会が破壊されていく様子を
今の私たちが見ているところからも分かります。」

エンジンオイルのOEMは、いいものをパンデミックしましょう。
目立つことなく、ゆっくり長く地道な努力を続けて。

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『日本人なら知っておきたい名言100』より

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《下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。 
そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。》
(小林一三・阪急阪神東宝グループ創業者)

自分はチャンスがもらえないと嘆く人は多い。
しかし、世の中は捨てたもんじゃない。
必ず見ている人はいる。

能力があれば必ず世の中に出ることができる。
本当にできる人を世の中が見逃すことはめったにない。

まずは、自分の今やるべきこと、
与えられたことに全力を尽くしてみるといい。

そこに必ず多くの発見があるだろう。
下足番でも何でもいい。
そこを極めていくうちに世の中のことも見えるだろう。

豊臣秀吉は、織田信長の下足番から出世した。

下足番をするなかで信長の力量を分かったし、
信長もその下足番ぶりから、
秀吉がただの下足番でないことが分かったはずだ。

だからどんなことでもいい、それを極めていけば、
自分の先の進み方もわかるし、
人も世の中もよく見えてくる。

エンジンオイルのOEMも、
自分は一つの部品にすぎないと思ってはいけない。
仕事は有機的につながっている。
他の部署に抜擢されることも起こってくる。


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