『伝え方の極意』

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トークの帝王、ラリーキング

話し上手になるには、2つの守るべき鉄則がある。「相手に興味を示す」ということと「自分のことを素直に語る」ということだ。

【鉄則1】相手に興味を示すこれは、話し相手に、心から興味を持つという意味である。CNNの私のトーク番組『ラリー・キング・ライブ』を見れば、
私がゲストに関心を持っているということを、すぐに感じるはずだ。
私は必ずゲストの目を見て話すようにしている。そして、ゲストに向かって身を乗り出して、彼ら自身についての質問をする。
番組に招いたゲストには、敬意を持って接するのが私のポリシーだ。それは相手が、大統領であれ、殿堂入りのアスリートであれ、『マペット・ショー』のカーミットとミス・ビギーであれ、変わりはない。
どんな人も、豊富な知識があって、話したくてたまらないテーマを1つぐらいは持っている。
話をしている時には、相手の知識に対して敬意を示そう。相手に「この人は私の話に興味がないんだな」とか、「まったく敬意を払ってくれない」と思われてしまっては、会話がうまくいく筈がない。話している相手が自分に敬意を払っているかどうかは、必ず分かるものだ。
あなたの敬意を感じれば、相手も熱心にあなたの話に耳を傾けるはずだ。

【鉄則2】自分のことを素直に伝える。
これは話している相手に素直な態度で向き合う、という意味である。
私が初めてテレビに出演した時は、緊張していることをリスナーに打ち明けた。「『テレビへの初出演だ!』…そう考えるだけで、私は不安になってしまった。プロデューサーが用意してくれた回転椅子に座ったとき、緊張のあまり、私の体は椅子ごと左右に回転し続けた。
私はこう話した。『緊張しています。ラジオは3年間やってきましたが、テレビは初めてなんです』
こうして正直に話すと、緊張感は消えてなくなった。自分の状況を正直に話せば、緊張することなど無いのである」
「己の欲するところを人に施せ」という黄金律は、会話にも当てはまる。相手に正直に話してほしいと思うなら、あなたも相手に対してそのように話すべきだ。
あなたが相手から聞きたいことは、あなた自身も積極的に相手に話すべきだ。
自分の経歴や好き嫌いについて話すのは、会話におけるギブ&テイクである。私たちはそうやってお互いのことを知っていくのだ。私と数分でも話をしたことがあるなら、私がブルックリン出身だということと、ユダヤ人だということを知っているはずだ。なぜか?それは、私は知り合った人には必ず、「自分の生い立ちの話」をするからである。それが私という人間を構成する核だからだ。
仮に、私が吃音(きつおん)症だったら、私はそのことを相手に伝えるだろう。これで、自分の状況を素直に伝えたことになる。素直に伝えると、自分をよく見せる必要がなくなる。
そうして初めて、自由に会話を楽しめるようになるのだ。相手の敬意を勝ち取ることもできる。会話しているとき、相手がふっと、時計に目をやったり、携帯を見たりするようなときは、「ああ、この人は私の話に興味がないんだな」と思ってしまう。
だから、逆に「あなたに興味がありますよ」というメッセージを伝えるには、
相手の目をみて、「うなずき、相づち、驚きの表情、感嘆の言葉」を、会話の間にちりばめればいい。

エンジンオイル、OEMの仲間たちは、話相手に興味を持つ。
そして自分の事は素直に伝える。これを忘れてはいけません。

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『GRIT やり抜く力』

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アンジェラ・ダックワース

「おまえは天才じゃない」と親に言われ続けて育った少女が、大人になって「天才賞」を受賞するとは。しかも受賞の理由は、人生でなにを成し遂げられるかは、「生まれ持った才能」よりも、「情熱」と「粘り強さ」によって決まる可能性が高い、と突きとめたことなのだ。
それでもまだ父親が聞いてきたら、最後にこうつけ加えよう。「お父さん、長い目で見れば才能よりも重要なのは、グリット(やり抜く力)なのよ」

そもそも彼らは、自分の目指している大きな目標に、簡単にたどり着けるとは思っていなかった。いつまでたっても、「自分などまだまだだ」と思っていた。
まさに自己満足とは正反対だった。しかしそのじつ、彼らは満足しない自分に満足していた。


第一に、GRITの模範となる人たちは、並外れて粘り強く、努力家だった。
第二に、自分がなにを求めているのかをよく理解していた。
決意だけでなく、方向性も定まっていたということだ。
営業職の場合は、職務経験がものを言うらしく、経験者のほうが未経験者よりも離職率が低かった。
SATのスコアが高い学生たちは、ほかの学生たちにくらべて平均的に「やり抜く力」が弱かった。
ひたすら「同じこと」を考え続ける「才能」に目を奪われてしまうと、同じかそれ以上に重要なもの、すなわち「努力」に目が行かなくなる。

「人生で成功する秘訣の80%は、めげずに顔を出すこと」(ウディ・アレン)
若手を指導する立場になったマンコフは、漫画家志望者には「作品は10単位で持ち込むように」とアドバイスをしている。「漫画も人生もそうだけど、9割がたはうまく行かないからね」。
ひとりが賢くなると、まわりも賢くなっていく調査でもっとも「やり抜く力」が強かったのは、65歳以上の人びとであることがわかる。いっぽう「やり抜く力」がもっとも弱かったのは、20代の人びとだった。
エキスパートは「ニュアンス」に興味を覚える。
「意図的な練習」をしなければ上達しない鉄人は必ず「他者」を目的にする。「1年以上継続」「進歩」をした人が成功する。
「偉大な選手」になるには「偉大なチーム」に入るしかない。

伝説の東大の講義もそうでしたね。ビジネスにおける新しい発想も大事だが、
やり抜く力が一番大事。
エンジエオイル、OEMをする我々のチームは偉大なチームとなって、偉大な後輩を育てるようになりたいものです。

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『第四次産業革命』

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西村康稔

シリコンバレーでは次から次へと新しいものが生まれています。
Googleの自動運転車も街のあちこちで見かけました。
多少スピードは遅いものの、走行する姿に違和感はありません。
ドローンもどんどん進化しており、ブレスレット型の超小型のものが、
まもなく発売されます。普段はブレスレットのように手首につけるのですが、
はずせば超小型のドローンとなります。カメラを搭載しており、
自律飛行するため、
宙に浮かせて、写真やビデオを自撮りすることもできるのです。

また、アマゾンの「エコー」は水筒ぐらいの大きさで、話しかければ、
様々な質問に答えたり、音楽を流してくれたりします。天気、歴史的事実、
世界各国の人口なども、百科事典やスマートフォンに代わって
教えてくれるので、
いまでは小学生が宿題をするのに重宝しているそうです。

電気自動車テスラの最新モデルXは車庫入れを無人で行ってくれるし、
縦列駐車も全自動で楽ちんです。
また、毎週のようにソフトウェアがアップデートされます。
自動運転機能さえもソフトウェアのアップデートで付与される
驚きの仕組みです。
一定の速度以下に設定しておけば、前を走る車との車間距離を保ちながら、
スピードを上げたり下げたりするのを自動で行ってくれます。

何故、シリコンバレーでは、このようなイノベーションが
次々と進むのでしょうか。私はその理由を次のように考えます。
第一に、言うまでもありませんが、
何よりも「失敗を恐れない気風」が挙げられます。
テスラにしても、安全性には細心の注意を払っていると思いますが、そ
の他のソフトウェアはバグ(不具合)も結構あるといいます。
完璧な商品でなくとも世に出し、むしろ、消費者がバグを見つけ、
オープンな環境で、消費者を巻き込みながら、商品を世に出した後に、
だんだんと完全なものに仕上げていくという発想です。
この点、テスラに出資しているトヨタとテスラの共同開発の車
「RAV4」について、興味深い話を聞きました。
RAV4を世に出すにあたって、そのバグを完璧に処理した上で発表したい
トヨタと、発表のスピードを重視するテスラとの間で、
議論があったそうなのです。
結局、RAV4の発表後にいくつかのバグが見つかりましたが、
トヨタには苦情が寄せられた一方で、
テスラには、ほとんど苦情が届かなかったそうです。
このエピソードは、重要な示唆を含んでいると思います。
トヨタに代表される日本のモノづくりには、高品質に基づく
、高い信頼性とブランド力があります。
一方で、多少粗削りでも、次から次へと新しいものを世に問う
テスラのようなシリコンバレーの企業は、
そのチャレンジングな姿勢とスピードが支持を得ているのです。
日本企業のモノづくりの品質に対し、消費者の期待値は高く、
不具合があればクレームに直結しますが、
シリコンバレーの企業の品質に対してクレームが起こりにくいのは、
「不具合があっても(ベンチャー企業ゆえに)そのチャレンジ精神を評価し、
多少のことは許す」という文化が根付いているからではないでしょうか。
安定感、信頼感はあっても、消費者の目は厳しく、
不具合が大きなクレームになりやすい日本企業は、
トラブルにつながるリスクを回避することを最優先にしようとするため、
チャレンジできず、動きに早さが出せないのです。


シリコンバレーでイノベーションが進む第二の理由は「多様性」です。
シリコンバレーの多くの方々からある種の不満を聞きました。
AIやIOTについて、多くの日本企業が視察にくるものの、
どの企業も40~50代の男性数人でやってきて
(担当役員、部長、課長といったところでしょうか)、
どの企業も同じような質問ばかりして帰って行くというのです。
女性も外国人もおらず、若い人もいない。
しかも、帰ったあと、何の反応、提案もない。
これではがっかりするのも無理はないでしょう。
シリコンバレーの企業は、多様な人材が、様々な新しい視点からの問いかけ、
提案を待っているのです。
変化のスピードが極めて速い時代に、安定感があるが躍動感に欠ける、
日本の大企業のこれまでのやり方では対応が難しくなっているのが現実です。
企業内「特区」、別ブランドによる挑戦、兼業の容認などを通じて、多
様な人材を確保し、イノベーションを推進することが急務ではないでしょうか。
高品質な日本のモノづくりへの信頼感の維持と両立しながら、
大胆なイノベーションを生み出す取組みが急がれます。

今までの常識をひっくり返すような大きな技術革新が起こると、
今まで先頭を走っていた企業が、一挙に最後尾になってしまう、
というような事態が発生する。
それはあたかも、環境の急激な変化についていけなくて絶滅した
巨大な恐竜のように、大きければ大きいほど変化への対応は遅くなる。
たとえば、2012年、デジタルカメラやスマートフォン登場による変化に
ついていけなくなった世界最大の写真フィルムメーカーのコダックが倒産し、
その130年の歴史に幕をおろした。
直近では、経営不振になり台湾の鴻海に買収されたシャープがある。
退任したシャープの高橋興三社長の最後のコメントは、
「経営のスピードが世の中のスピードについていけなかった」、だった。
企業も人も、時代の変化に対応できなければ生きていくことはできない。
ITやIOTの進化により、20年後には、
今の仕事の半分はなくなると予想されている。

我々エンジンオイル、OEMのチームは
時代の変化に取り残されないよう、チャレンジし続けましょう。

1川口 達夫

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『一生 ボケない脳をつくる 77の習慣』

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精神科医、和田秀樹 

「記憶力」には、「モノを覚える力=記憶する(インプット)力」だけでなく、「モノを思い出す力=記憶を引き出す(アウトプット)力」があります。
この「記憶を引き出す力」、脳のどこかにしまわれた記憶を引っ張り出してくる「インデックス(検索)機能」を担っているとされるのが、前頭葉です。
この前頭葉が委縮(老化)してくれば当然その機能も衰え、
モノがなかなか思い出せなくなります。
そして何よりこわいのは、この機能が衰え始めると、
「悪循環」によってこの機能の衰えにさらに加速がかかってしまうことです。
それは「モノが思い出せなくなる」ことにより、
「話題も出てこなくなる」からです。

長年付き合ってきた友人や家族などの間では、歳をとる以前から
「アレ」「ソレ」「コレ」の指示代名詞だけで
てっとり早く話をすることもあるでしょうし、
それをいちいち「単語」に置き換えて話すのも
どこかぎこちなさを感じることもあるかもしれません。
しかし歳をとって、「思い出せないから指示代名詞」の会話になってきたら、
むしろあえて「指示代名詞NG」のルールを自らに課してみます。

例えば学生時代からの友人同士で、「ほら、隣のクラスの、なんてヤツだっけ、あの、いつも野球帽を逆さまにかぶっていた…」
「ああわかった、アイツだよな」
「そうそう、アイツ。名前思い出せないけど、まあいいか」…という
会話になったとき。ここでとりあえず一件落着して他の話題に移っても、
密かに頭のなかで「誰だっけ、誰だっけ…」とめぐらせているうちに、
何かの拍子に思い出せることはままあるものです。

「思い出そう」とすることで、脳のインデックス(検索)機能が
頑張って頑張って、ついに記憶を引き出すことに成功する…
こうしたことを続けていくうちに、
「思い出そう」ともしない頃より脳のインデックス機能は格段にアップします。

また、出力系を鍛える最も簡単な方法は、“誰かと話すこと”です。
歳をとっても若々しい人というのは、
自分の知らないことや知りたいことがあると、
素直に「わからないから教えてほしい」と訊き、
相手の説明に熱心に耳を傾けます。
そして、自分なりの経験や実績を積んできた人ほど、
積極的に質問し、教えを乞います。

松下幸之助氏は晩年になっても「自分にはわからないこと」があれば、
初歩的なことでも自分の孫ほどの年齢の技術者や研究者に、
徹底的に訊いていたといいます。
こんなことを言ったら、こんなこともわからなかったら、
こんなことを訊いたら「恥ずかしい」…そんなプライドは捨て去って、
「わからないことがあったら、訊けばいい」という気持ちで
とにかく人と話してみること。
これが出力系を鍛えることに直結するのです。

かなり若い年齢の人でも、「アレ」「ソレ」という指示代名詞が会話に
頻繁(ひんぱん)に出てくる人がいる。しかし、それに慣れてしまうと、
「モノを思い出す力」はますます弱くなるという。
これは人の名前だけでなく、漢字や、単語、熟語、お店や商店の名前を
思い出さない等々も同じ。
アウトプットをしくみとして強制的に行う方法には、
会社の朝礼や会合でのスピーチや挨拶を積極的にするなどの他に、
ブログやSNSで近況や読書録等を毎日アップすることなどがある。
ブログを続けて書いていれば、
素敵な言葉やしゃれた言い回しを書きたくなるので、
始終自分の記憶の中を検索するようになる。
また、出力系を鍛えるためには会話力を上げるのがよいというが、
それはとりもなおさず何事にも「好奇心」があるかどうかということでもある。

好奇心がなければ質問そのものが浮かんでこない。「アレ」「ソレ」「コレ」を無くし…モノを思い出せるように。
エンジンオイル、OEMの仲間は気を付けましょうね。

facebookコメント 
西谷 昌也
記憶の過程は、古典的に、三つの段階に、分けられます。
1:記銘物事を覚えるそうさ。
2:保持それを保ておくこと。
3:想起保持していた事を、思い出すそうさ。
歳を取ると、想起障害が起こります。うっかりミスも、そのひとつです。

保持障害が起こると、覚えていた事も忘れているので、認知機能障害となります。

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『実践・論語塾』

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安岡定子
《之(これ)を知る者は、之を好む者に如(し)かず。 
之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。》
あることを知っているだけの人は、それを好きになった人には及ばない。
それを好きになった人も、それを楽しむ人には及ばない。
知って、好きになって、楽しむ。物事を極めていくときの三段階、と
私はお子さんたちに解説しています。


初めから知っている人、あるいはできる人はいません。
習って、練習して、学んで、考えて、自分でやってみて習得していきます。
皆さんはすでに体験済みだと思います。これは学校の教科やスポーツや
お稽古事だけに当てはまるわけではありません。
仕事においても同じことが言えます。
知って、好きになる、を何度も繰り返して、物事を深めていくのでしょう。
しかし、ここから先の楽しむ境地までは果てしない道のりのように感じます。
気がつけば心遊ばせ、楽しんでいる、という心境には、
どうしたらなれるのでしょう。
孔子ほどの人物でも、学問を楽しむとは言っていません。
私はただの学問好きだ、という表現に止まっています。


この言葉の「之」の部分に、学問やスポーツ、お稽古事、
あるいは仕事を当てはめて考えてきましたが、
人生そのものに置き換えてもいいかもしれません。
人生とは何かを知る、生きることが好きになる、
生きることを心の底から楽しむ。
こんな三段階を実感できたらなんと素敵でしょう。


簡単にはできないことですが、こんなふうに考えることで、
結局、学びも仕事も充実していくに違いありません。
生きることを楽しめるのは、富とか名誉を得られるからではありません。
志を持って、自分らしく、真剣に生きられるかどうかが肝心です。


長い道のりの先に楽しめる心境が待っているのでしょう。
楽しむとは、愉しむであり、その世界で遊ぶことができること。
「遊戯三昧(ゆげざんまい)」という「無門関」に出てくる言葉があるが、
我を忘れて、無心に遊んでみるということ。
仕事も、趣味も、俗世間も、さらには人生の運不運もすべて
遊び心で生きることができれば、人生、これほど愉しいことはない。


山田無文老師「遊戯三昧」
「働くことがそのまま遊びなんです。
人のためにすることがそのまま遊びなんです。
苦しい目に逢うこともまたそのまま遊びなんです」


今東光和尚「人生は冥途(めいど)までの暇つぶし」


「知って、好きになって、楽しむ」
エンジンオイル、OEMする仲間においては
人生を、心の底から楽しむことができるように願います。

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砂糖の害

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 内海 聡

まずは、白砂糖だけでも控えましょう!糖はコレステロールに影響を与え粥状動脈硬化を作り出ります。この糖化は活性酸素を生み出し過酸化を誘導します。
糖化が進むと体内ではAGE(糖化最終生成物)が生成され、それが粥状動脈硬化を助長します。
糖分は脳を動かすための必須成分ではないか?と思う人がいるでしょう。それは一面的には間違っていないのですが、それを単純に補充すれば体は甘えてろくな状態にはならなくなります。
だから糖化の弊害は動脈硬化に限った事ではありません。砂糖は細胞を崩壊させやすくなり、ウイルスや細菌にも感染しやすくなり、アトピーなどアレルギーにもなりやすくなり、いわゆるメタボの主原因となり、癌にもなりやすくなり、精神的にも人を狂わせます。
精神的に人を狂わせる仕組みを反応性低血糖などで説明しようというのが分子栄養学に代表される考え方です。特に白砂糖はミネラルが皆無であり、代謝の過程で体内のミネラル、特にカルシウムやビタミンBなどを使ってしまいます。
また怖いのは白砂糖だけではなく、三温糖、黒砂糖、てんさい糖なども同じです。砂糖という観点に立てば、ハチミツも同じだが、真に有効なハチミツは多量のビタミンミネラルを含むので、相殺されるという考え方も成り立ちます。しかし量をとればそれも害になるでしょう。
甘いという言葉がありますが、確かにこれは砂糖だけのものではありません。だが甘いものを食べればやはり体も心もアマクなるのです。
もしあなたが健康でいたいというのなら出来るだけ直接的な糖分は避けたほうがいいでしょう。甘いものを避けるのはお金がかかりません。
そもそも野菜にはほのかな甘みがあって、それが人類がずっと感じてきた甘味なのです。

エンジンオイル、OEMを一緒にする皆さんは、健康のために砂糖を摂取しないようにしましょう。もともと、砂糖は自然界に無く、人間の作りだした嗜好品です。身体に良いわけがありませんね。穀物も似たような物ですが・・

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コロナのインチキが世界的にバレていく

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田中宇 
米政府の上層部に近い権威ある新型コロナの専門家が匿名で、NYタイムスなど英米の大手マスコミに対し、米国(や世界)で行われている新型コロナのPCR検査が感度を過剰に上げて行われており、PCRで陽性になった人の9割がコロナに感染していない誤判定であることをリークし、報道させている。
新型コロナは、ウイルスが咽頭に100万から1億個ぐらいの単位で付着していないと感染しない。ウイルスの発祥から何か月も経ち、世界に普遍的にウイルスが存在している状態だ。咽頭にウイルスが10個とか千個ぐらい付着するのはよくあることだが、この程度の数だと免疫力が落ちている人でも感染せずに終わる。
PCR検査は、検査対象者の咽頭からぬぐいとった体液に含まれている遺伝子類を何回も増幅して増やし、検出しやすい状態にして染色する。この増幅をやりすぎると、決して感染に至らないごく少数のウイルスの付着でも検知して陽性の結果を出してしまう。感染者だけを陽性者と判定するには、増幅回数を30回未満にするのが良い。だが、米国でのPCR検査の多くは37-40回の増幅をしている。
1回の増幅で2倍になるので、25回の増幅で3300万倍になる。
30回の増幅で10億倍、40回の増幅で1兆倍になる。30回と40回では千倍違う。25回と40回では3万倍違う。


倍率を上げすぎると、ウイルスの遺伝子の破片だけの存在でも陽性反応が出る。NY州の検査施設で行われたPCR検査では今年7月、794人が陽性になったが、これは40回の増幅の結果だった。同じ対象者に対し、増幅を35回にすると陽性者数が半分に減り、増幅を30回にすると陽性者の数は3割に減るのがわかった。
またマサチューセッツ州の検査施設の計算によると、40回の増幅で陽性になった人の85-90%は、増幅を30回にすると陰性と判断される。
米政府(CDC)は、米国内のPCR検査で何回の増幅をしているか発表していない。増幅回数は、検査キットのメーカーや各地の検査施設に任せているという。実際は、PCR検査の増幅回数が検査キットメーカーや検査施設によってバラバラなはずがない。CDCは、増幅しすぎがバレないよう、増幅回数を隠している。
NYタイムスなどにリークした専門家は、米国での増幅回数を「37から40回」と明らかにしている。35回以上は過剰だとの指摘も載っている。
米政府は、過剰に増幅することでコロナ陽性者の数を数倍から10倍に膨らませている。過大な増幅が「枯れすすき」を怪物に仕立てている。

日本の政府も、PCR検査の増幅回数を明らかにしていない。マスコミも問題にしない。世界は米国のやり方に準じることが多いので、日本など他の諸国、とくにコロナをことさら深刻な問題と誇張してきた先進諸国は、米国と同じ過剰な増幅回数だろう。
先進諸国は、米国主導でPCR検査で過剰な増幅を行い、そのことを全く発表しないことで、統計上のコロナの感染者を何倍にも水増ししてきた。日本では徳島大学の大橋眞・名誉教授が以前から、PCR検査の増幅回数が明らかにされていないことを指摘し、過剰な増幅で陽性者を水増ししていると疑ってきた。

PCR検査の過剰な増幅と並んで、コロナ以外の持病などで死んだ人の死因をコロナにしてしまうインチキについても最近、米政府のCDCが認め始めている。CDCが発表したデータを、米元下院議員のロン・ポールの研究所が調べたところ、米国の統計上の「コロナによる死者」16万5千人のうち、コロナが主たる死因だった人は6%の1万人にすぎなかった。残りの人々は他の重篤な持病をいくつも持っていて、平均すると一人あたり2.6個の持病を持っており、しかもほとんどがとても高齢の人々であり、加齢と持病による死だった。
これまで現場の医師などの話を総合する形で、コロナの死者のほとんどは他の持病を持ったとても高齢な人々であり、コロナ死者統計の中でコロナが主たる死因の人はごくわずかだと言われてきた。その事を8月27日にCDCが統計として初めて発表した。これまでマスコミ以外のオルタナティブメディアの人々が指摘してきたコロナ危機を誇張する手口について最近、米当局者自身が間接的に認めるようになっている。

もともと少数の発症すべき人が発症して獲得免疫を得る。残りの人類は自生の自然免疫によって新型コロナに感染しないかたちで、全人類が集団免疫をほぼ達成する。
実際にはコロナの感染者がほとんどいない状態になっても、PCR検査で過剰な増幅をし、病院に補助金を与えたりして死因をごまかせば、コロナの統計を何倍にも水増しできる。実際の感染者がゼロになっても、感染者や重症者や死者がどんどん出ているかのような構図を維持し、危機を永続化できる。
ワクチンが作られて全人類に強制的に接種されても、コロナ危機自体が実際の感染者の多寡と関係なく永続化される構図なので、統計上のコロナ感染者は減らない。このワクチンは効かない、次のワクチンが必要という話になる。笑えない笑い話の状態が続く。

だが最近、歪曲の構造を米当局自身が認め始め、コロナ危機のインチキが世界的にバレていく流れになっている。コロナ危機のインチキを米当局自身が間接的に認める流れは今後も続くと私は予測している。それがトランプと共和党を優勢にするからだ。
米国では、民主党がコロナ危機の歪曲を真に受けて都市閉鎖やマスクの義務化を積極的にやる傾向が強い。民主党は「大きな政府」を好み、コロナ危機に合致している。実際に米当局を握っているのは共和党のトランプであり、民主党だけがコロナ危機を誇張したがってもトランプの協力がなければ具現化しない。
世界的にコロナ危機を誇張して永続化させる策略を最初に考案したのは多分、トランプ以前に世界を支配していた米英の軍産複合体・諜報界だ。バイデンら民主党の中道派もそこに属している。軍産は以前から、世界を変えるパンデミックの話をしていた。
軍産はトランプの敵だが、彼はコロナ危機の誇張と長期化をいったん認め、今のような状況になってから、コロナ危機が誇張されたインチキである事がばれる流れを誘発し、民主党と軍産を自滅させる策をとっている。トランプは、自分の傘下にあるCDCなどにコロナのインチキをやらせる一方で、共和党の草の根勢力に対しては、インチキなコロナ危機に負けずに乗り越えろと扇動している。

米国全体では、コロナ対策をインチキだと言って反対する市民運動がまだ強くない。欧州の方が強い。米国の市民運動は民主党系の方が強く、民主党はコロナの歪曲を飲み込んでしまう方針だからだ。欧州では最近、ドイツや英国で、都市閉鎖が愚策であるとして反対し、マスク義務化もコロナを抑止する効果がないのにやっていると反対する市民運動が急拡大している。
欧州の運動の主流は今は、コロナ自体をインチキと言わず、コロナを重篤な感染病として認めた上で、都市閉鎖やマスク義務化などの対策を愚策で間違っていると主張している。
トランプが今後さらにコロナ危機の歪曲構造を隠然と暴露していく策略を続けると、欧州のコロナに関する市民運動はコロナ自体のインチキ性に気づき始め、コロナの重篤性を真に受ける状態から脱し、コロナ自体の歪曲性を批判するようになる。
欧州の反コロナの市民運動はいずれ米国にも飛び火していく。この変化が日本や韓国まで来るかどうかはわからない。マスコミは世界的に今後もコロナ危機を誇張し続けるので、これらの展開を知らないままの人も多くなる。

エンジンオイル、OEM、アルコール、除菌、マスクに関わる時も、この情報に対する対処法を考えて動かねばならない。軍産複合体が世界を変えるためにやったことである。その影響は予想外に大きいはずだ。

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『養老孟司の人生論 』

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解剖学者、東京大学名誉教授

人生であれ、ビジネスであれ、受験であれ、意味ある時間の過ごし方をしようと思ったら、ゴールから「逆算」してみること。
「死」から逆算して人生を語るという、一風変わった人生論。

「自分の死はどうでもいい」
死ぬことを考えているのは、今の元気な私です。
でも「現に死にそうな私」は、「今の元気な私」じゃない。
そんなこと、あたりまえです。だからその二人は別人なんですよ。

理屈で解決しないから、人間は具体的に人生を生きるんですよ。
理屈で人生が全部わかるんだったら、わざわざ生きてみる必要も、
死んでみる必要もないじゃないですか。
今の人は長生きがいいことだと思っています。
だからこの「憂き目」なんて言葉は、思い出さないでしょ。
源平から戦国までの時代なら、そんなこと、よく分かってましたよ。
うっかり長生きしたばかりに、年寄りが一族滅亡の場に立ち会う羽目になる。

物質的に考えたって、去年の私と今年の自分では、体を作っている物質は、
ほとんど入れ替わっているんですからね。
現代人は「客観的な」人たちなんでしょ。
客観的ということは、科学的ということで、それなら自分がどんどん変わるということは、物質的には認めなけりゃいけません。
それなら「同じ私」なんて、ない。

私の性格はネアカかネクラか。
人はどっちにもなるんですよ、状況や頭の具合しだいで。


どんなに独創的と言われる仕事でも、
他人が理解しなかったら意味がないんです。
ところが、他人が理解するということは、
「同じことを考えてる」ということですからね。

おかげさまで、ずいぶん幸せになりました。ということは、
それまで我慢してたってことです。

すでにやってしまった以上は、その結果がよいほうに向かうように、
あとの人生を動かすしかない。

「あたりまえの極限が美人」
ふつうの女性の顔写真を百人分集めて、コンピュータで重ね合わせます。
そうすると、むろんいささかピンボケ顔になりますが、
それでも美人になるんです。

いわゆる常識では、「その人が選ぶのは対象だ」と思っているわけです。
私はそうではなくて、自分が選ぶのは方法だと決めた。
仕事は自分の人生の方法であって、仕事自体が目的ではないんですよ
〇「これを楽しむものにしかず」に至る三段階
第一段階:なにかをするとき、嫌いだけど、努力する
第二段階:なにかを好んで一生懸命にやる
第三段階:それをやっている過程を楽しんでる
「嫌いだけど、努力する」ことでやがて「これを楽しむものにしかず」の段階に至る、これは働く人にとっては重要なアドバイスになる。

人間は変わって当たり前と聞けば、心が軽やかになります。

エンジンオイル、OEM、アルコール、除菌、マスク。
これらに携わる時に、これを楽しむものにしかずとする事も大切ですね。

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幸福について(朗らかさの意義)

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ショーペンハウアー

曰く、朗らかさはそれがそのまま直接的な利益になる。
直接、現在において幸福を与えるものは朗らかさ以外にないのだから、
朗らかさだけは、言わば幸福の正真正銘の実体、幸福の正貨である。
他の一切のものと同じような単なる兌換券ではない。


となれば、朗らかであること=「笑」は、それ自体が幸福の条件なのです。
楽しい顔をすれば楽しいことが起きる
自然と人を惹きつけるような行動を取ること、
「あの人のことを応援したいなぁ」「助けてあげたいなぁ」と
思われるような習慣を重ねていくことが、福を呼ぶことの第一条件。

人のために「何かしよう」という気持ちが福を呼ぶ

分け与えられる人が豊かになっていく

例えば、ある本を作るとき、何度もスタッフの方々と打ち合わせを繰り返し、
朝から晩まで「ああでもない、こうでもない」と相談をしながら、
三食をともにしたとします。
このようにしているのは、単に「楽しいから」なのですが、
この楽しいというのが、人間関係では何よりも大切なことではないでしょうか

一人っきりで楽しむ高級な食事よりも、
特別なものでなくても、みんなで食卓を囲んだ方が人生は豊かになっていく

本当の豊かさは一人では味わえない

人生は「不運」か「幸運」の二択だけではない

本当に大切なモノの数は決して多くない

我慢をして豊かな心を失うくらいなら、飛び出せばいい

何者にも頼らないと決めたとき 人は本当に優しくなれる

心を取り戻すには、「人間らしい」環境が必要です。
そのためには、周囲が許す、チャンスを与えることです。

人は明るいものに感化される

誰にでもできることを、誰よりも心を込めてやる

お礼の手紙を速達で

本当の気づかいは気をつかわないこと

選択肢を少なくしておけば迷いも少なくなる

この考えは僕らの人生に大きな指針を与えてくれます。
エンジンオイル、OEM、アルコール、除菌、マスクの仕事に取り掛かる時も
忘れないでいたいですね。

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『トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術』

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原マサヒコ 

「一見正しそうなやり方」は実際には機能せず、
思わぬところに改善のヒントがあるものです。
時にデジタルよりアナログの方が効率が良かったり、
中断することで生産性が上がったりすることがある。
どんな作業も、改善の意識があれば面白くなる。

多能工化することで時短が実現できる。
〇自らを多能工化すると、次の3つのメリットが得られる
(1)個々に身につくスキルが深く・広くなる
(2)個人レベルでアイデアが生まれやすくなる
(3)人間関係が広がり、いざというときに助けを得やすくなる

「時短ワード」は、「目的は何か? と考えろ」
自分にとって大切なことに、より多くの時間を振り分ける
(1)「成し遂げようとしていること」への意識
(2)「会社が求めている価値」への意識
(3)「目の前の仕事」への意識
この3段階の「意識」で人生や仕事について考えていくと、
自分が本当にやるべきことが見えてきます。
逆にいえば、「やるべきではないこと」「やらなくていいこと」が明確になる。「成果につながる動き」にどれだけ時間を使っているかどうかが大事です。
極端なことをいえば、「成果につながらない動き」はすべて辞める。

「進化する」というのは、アウトプットは同じなのにもかかわらず、
仕事が格段に「ラクになる」ということ

トヨタには昔から「時間は動作の陰である」という言葉があった
習慣化のコツは、「流れ」を作ること。
習慣にしたいことを「すでに習慣にしていること」とつなげて、
1つの流れにしてしまう。

書類をわかりやすく収納するためのコツは、
非常にシンプルで「立てて保管する」だけです。
実際、トヨタの現場で使う書類は、ほとんどが立てて保管されていた

「売れるときに売れるものを売れ」これを目の前の仕事に置き換えると、
「状況に合わせて成果の出ることにリソースを集中せよ」という事になる。

年収の低い人は「正確さ」を重視し、
年収の高い人は「段取り・成果」を重視する

情報に翻弄されてムダに時間を費やしてしまうよりも、
現場に足を運んで話を聞いたり空気感を読んだりするというのは、
迅速に結果を出すうえでも必要なことだ。

トヨタのノウハウは、僕らがエンジンオイル、OEM、アルコール、除菌、マスクに関わる時にも大きく役立てねばならないことです。

1川口 達夫

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