イタリア人に学ぶ、市汗に生きる方法

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田島麻美

元気の秘訣は「美味しいものと笑いを、
みんなで分かち合う」こと

「グローバル」なんて興味ない。地元愛こそ、すべて。
世界に知られるシェフになる事は、自分の幸せではない。
イタリア人は、自分が生まれ育った町の教会の鐘楼が
最も美しく、音色も素晴らしいと思っている。

自分の原体験に結びついている地元を贔屓にし、
愛する事は、自分を愛し、大切にするという事でもある。

「1つしかないもの」にこそ、価値がある。
イタリアにおいて最も効果を発揮する宣伝文句は
UNICO/ウニコである。
これは、「1つしかない、唯一無二の」
「比類ない、素晴らしい」という意味だ。
ガタガタ道で不便な事、この上ない石畳を
決してアスファルトに変えようとしないのも、
そうした「1つしかないものを大切にしたい」という
ローマの人々の価値観の表れだ。

家族という基盤が在れば、社会で流されない。
「家族との約束」という言葉は、もう変更不可能という意味

お金も仕事も無くても、結婚できる。
たとえ、一切れのピッツアでも、分け合って食べれば幸せ

「大人気」よりも「私」の価値観が大切
自分の人生を楽しめないなら、仕事をする意味は無い
誰も認めてくれなくてもいい、僕さえ良ければ

議論の目的は、相手を言い負かして、
自分が優位に立つ事ではない。
「沈黙」は、人として向き合う事を放棄する行為。

イタリア人は3人寄れば、世界を目指すと
言われてました。
別の顔を見なければと思う、エンジンオイル、OEMの
櫻製油所でした。

 

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