『モテるために必要なことはダーウィンが教えてくれた』

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ジェフリー・ミラー、タッカー・マックス

若い男の子から頻繁に訊かれるのは、「どうすれば女性に対してもっと自信がもてますか?」だった。
しかし、もっと根深い問題がある。彼らの少なくとも7割が、女の子の視点に立つことに全面的に失敗しているのだ

男が女に交際を申し込むとき、もっとも恐れるのは拒絶されることと恥をかかされることだ。男は女を魅了するための戦略と同じくらい、拒絶への防衛的な戦略に時間とエネルギーを費やす。
これに対して女は、男と交際するときに、拒絶されることはそこまで恐れない。恐れるのは、物理的に危害を加えられることと、性的な暴行を受けることだ

彼女は「モノ」扱いされることに飽きている。「主体」として扱おう
もし男が女を見捨てるか、狩りで死んでしまうと、その女性の赤ん坊が生き延びる確率は驚くほど下がる

女は男を査定するとき、主に次の3つのことを気にかける
1.優秀な遺伝子をもっているか?
2.よきパートナーになるか?
3.よき父親になるか?
メンタルヘルスの不調は本人にとってやっかいなものだが、女性がそれを重視するもう1つの理由として、それが、良い面も悪い面も遺伝する可能性が高いことが挙げられる

仕事は特定の知性を開拓し、新しいスキルを学ぶのにも最適だ。時給や都合のよさだけで仕事を選んではいけない
知性がきわめて固定的であるのに対し(少なくとも遺伝という規定値近くで固定されている)、意志力はとても簡単に変えることができる

恋人、パートナー、父親としての君の可能性をより正確に表すのは次のような社会的な証拠だ。
・知り合いが多く、好かれているか……人気
・君の言動が他者に影響を与えるか……ステイタス
・他者が君の考え方に沿うように考えを変えることがあるか…… 影響力
・君のスキルや専門知識は周囲から一目置かれているか……名誉
・社交的で、社会的な自信に満ちているか……外向性
・君と出会う前に、メディアで君の噂を耳にしたか……名声

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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