『いい言葉は人生を変える!』

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佐藤富雄 

つねに前向きな言葉を使っていると、人生は前向きに動いていきます。「私の人生は良くなるいっぽうだ」「必ずできる、とにかくやってみよう」私もつねに、こういう前向きな言葉を使ってきました。
そして、「いくら出世しても、それだけでは面白くない。私は思う存分に人生を楽しみたい」と望んでいたので、「人の何倍も働き、人の何倍も稼ぐ。収入は実業家並みに、趣味は貴族的に」と言葉にしてきました。
そう言って歩んできて実際にどうなったのかというと、私は今、確実に夢を現実のものとしています。仕事は順調でじゅうぶんに収入がありますし、趣味はヨット、ハンティング、スキー、カメラなど多彩です。私は著述のほかに講演をすることも多いので、「夢や望みを抱くと心も身体もイキイキとする」「私たちの脳には、夢を実現させる仕組みが備わっている」「その仕組みを上手に活用するために、良い言葉をどんどん使おう」と大勢の方々の前で話す機会に恵まれています。

私は、自分の口から出た言葉の恩恵をそっくり一身に受け、夢をことごとく叶えることができたのです。言葉は、それを発した当人に最も強く働きかけるからです。言動の一致というよりも、言ったとおりに現実は動いていくのです。
そのうえ、私のように、大勢の方々に聞いていただくことで、言ったとおりのことが現実になるスピードはいっそう早まります。あなたもぜひ、将来の夢や希望を周囲の人々に語ってください。言えば言うほど、夢の実現が早まります。

「口ぐせ理論」の神髄は、自分の言葉によって自分の人生をつくっていく、ということ。「口ぐせ理論」というものは、元気な人の元気な言葉によって元気を分けてもらう、というものとは違います。その反対で、自分の言葉で自分の元気をつくりだし、その元気を周囲の人にも受けとってもらおう、というものです。自分の口から出た元気な言葉は、そっくりそのまま我が身に返ってくるのです。これはぜひ、あなたも試してみてください。

しかし、「いくら良い言葉をかけても、相手はちっともわかってくれない」「意識して誉め言葉や感謝の言葉を使っているのに、相手からよい反応を引き出せない」と悩んでしまう人もいます。その場合は、少し視点を変えてみてください。言葉の御利益はすべて自分に返ってくるのですから、相手がどんな返事をしようと、それは大した問題ではありません。
大切なのは、自分がどれだけ自分のために良い言葉を使っているかという点です。誉め言葉や感謝の言葉は、聞くよりも話すほうが効力は大きい。よい言葉を口にするのは、まず自分自身のためです。あなたはあなた自身のためによい口ぐせを用いてください。
それを継続していくことによって、周囲のあなたを見る目が変わっていき、あなたが期待しているとおりのよい反応を示してくれる人々が増えてきます。こういうよい循環をつくっていきましょう。口ぐせの効果は、言った瞬間から自分にはたちどころにあらわれます。しかし、言葉を聞いた相手に変化があらわれるには少し時間がかかる、と心得ておいてください。

自分で発した言葉を一番聞いているのは自分。なぜなら、口の一番近くある耳は自分のものだから。良い言葉や感謝の言葉を発しても、まわりがあまり聞いていなかったり、関心がないように感じても、自分に聞かせるためにしゃべっている、と考えるなら、人のことはあまり気にならなくなる。反対に、いつも相手を批判したり、不平不満、愚痴、泣き言を言うことは、自分で毒を吐いているということ。やがて、まわりからも恨みをかったり、人も離れていく。そして、毒を吐けば、相手も傷つくが、自分の方がもっとダメージは大きい。

〇キリストの言葉
「アブラカダブラ」キリストの母国のアラム語
日本では、初めに言葉ありきと訳されている。
私は、自分の放った言葉の通りにこの世を変えていく。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より

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成功するために必要なシンプルな話

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本田静六 

「職業を道楽化」することだ。

『人生の最大幸福はその職業の道楽化にある。
富も名誉も美衣美食も、職業道楽の愉快さには遠く及ばない。
職業の道楽化とは、職業の芸術化、趣味化、遊戯化、
スポーツ化もしくは享楽化である。

名人と仰がれる画家、彫刻家、音楽家、作家、職人などが、
その職業を苦労としないで、楽しみに道楽としてやっているのと同様に、
すべての人がおのおのその職業を、その仕事を道楽にするということである。』

「働くのが癖のようになることだ」
癖のようになったら、自分の意思や感情とは関係なく、
仕事を深堀し、継続するようになる。
生きがい、やりがいも見つけ出すことができる。

エンジンオイル、OEM仲間の経営塾より


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