「TED TALKS」 

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クリス・アンダーソン TED代表+キュレーター 

スピーチで何より重要なのは、自信でも、存在感でも、口の上手さでもない。「伝える価値のある何か」を持っているかどうかだ。
ありふれた主張ではない。あなたの訴えたい事、聞いている人に気付きを与えるモノは何か。それは、誰もが持ちうるものである。

スルーラインとは、スピーチの一貫したテーマやアイデアのこと。
1つ1つの物語を繋ぐ、横糸のようなモノである。このスルーラインによって、話し手は、聞き手を目的地にたどり着かせるせる事が出来る。

素晴らしいプレゼンは、単に情報を与えるだけではない。必ず、スルーラインが考慮されている。TEDのスピーチを見ると、登壇者の話の上手さに舌を巻く。
しかし、一部のカリスマを除き、皆、決して生まれながらのスピーチの達人ではない。原稿が、自分の一部になるまで何時間も練習を重ねた末に、ようやく人前で話す恐怖を乗り越え、感動的なトークを完成させていた。

どんなに素晴らしい商品でも、その価値を伝える力が無ければ、顧客に受け入れられない。すぐれたプレゼンに必要な資質は、ビジネスのすべてに通じる。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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町はスマートな削減を目指せ

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これからは、人口減少が前提になる。
減少しても、地域で暮らす人々の福祉水準を低下させない「スマートな削減」が求められる。
「賢く規模を縮小させる」という意味で、「スマートシュリンク」とも呼ばれる。

実現するには、過疎地に住む人々をより利便性の高い地域に移動させる。
住居や商業施設を、できるだけ中心部に、集中させねばならない。
人々が自らの意志で中心部に移ってくるのが最も望ましい。

そうなるためには、自治体が現実的な人口推計に基づく長期的な地域のビジョンを示さないといけない。
ビジョンは、地域の活性化を図るというような夢物語は捨てる。
現実的に、地域において供給される利便性の限界を明示するのが効果的だ。

今の居住地では長期的に見て、充分な利便性を享受できない事が分かれば人々は利便性が確保される地域に移る筈だ。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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「考える力がつく本」 

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池上彰

分かるという事は、どういう事なのか。自分が、それまで持っていたバラバラの知識が1つの理論の元にまとまった時です。
いわば、知識と知識の関係を繋ぐ補助線を引くという事です。

インプットした知識を、アウトプットする事が考える力を大いにつけてくれる。知ったつもりだったが、実は知らなかった。それを調べて行く作業で、考える力が付いて行く。
インプットも効果的になって行く。

自分は、何が分からないのかを知る事は大切だ。分かりにくい事は、効果的に図解する事で、情報が整理され、情報が整理され、理解が進む。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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「失業なき雇用流動化」

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山田久

良い雇用流動化成長分野で付加価値創造プロセスに付随して生じる「デマンド・プル型」1980年までの成長期は、その典型。
これを促進する事が、主要な政策課題だ。悪い雇用流動化停滞分野の人件費削減に伴う「コスト・プッシュ型」1990年代以降に顕著になってきた。
現実には、成長産業への労働移動が、雇用増加や賃金上昇を伴っていない。

代表的な成長産業である情報通信業で逆に雇用が減少している。かつて独占企業であったNTTが合理化で、人員削減を続けている。一方で、新興企業は経営基盤が弱いので、雇用を十分に吸収できないからだ。
また、同じ職種でも、企業規模により、賃金の格差が大きい。誰もが、賃金の安い企業には移りたくない。これが、良い労働移動を妨げている。
介護サービスも成長分野である。慢性的な人手不足にも関わらず、賃金が上がらない。介護労働者の技能蓄積が困難にまでなっている。介護サービスの価格は、市場の需給では決まらない。政府が定める介護保険の報酬単価で決まってしまう。価格は、統制されている。介護の需要は増えて行くにも関わらず、財政上の制約から、介護報酬単価は引き下げられている。

好況期にリストラさせよ。現行では、企業が赤字の時に限定して、整理解雇が認められる。その為に、雇用の受け皿が大きな好況期にリストラできない。
好況期は、雇用確保の為に、不採算部門であっても潰す事が出来ないからだ。それが流動化の妨げになっている。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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アレルギーや喘息予防には猫を飼うとよい?

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Dr.ハセ

家でペットとしてネコを飼っていると、アレルギー反応が抑えられるというお話です。
一般的にはネコを飼うとアレルギーが出やすくなるとの意見が多いのですが、その考えを改めなければならないかも知れません。
コロンビア大学の研究者によると、ペットとしてネコを飼っている家庭では、その子供の年齢が5歳程度の時には、アレルギーや喘息等になりにくいそうです。

これは、コロンビア大学小児環境保健センターのMatthew Perzanowski博士らが、アレルギー&臨床免疫学誌Journal of Allergy and Clinical Immunology誌に報告したものです。
研究は、1998年に開始した5年間の研究で、妊婦や子供が室内の空気汚染や細菌感染、アレルギーに関する健康への影響を調べました。
その結果、ネコと共に育ち、ネコに対する抗体を持っている子供は、3歳児の時点では喘息に関係した喘鳴や呼吸器症状が観察されたそうです。
一方、5歳児の時点では、逆に、ネコを飼ったことのない家庭の子供に比べて、そのような症状が発生する頻度が明らかに低下していることがわかりました。

この結果から、ペットとしてネコを長期間飼育してネコと触れる機会が早いうちからあると、少なくとも5歳になった時には喘鳴などが抑えられて、アレルギー反応に対する予防効果があると結論されています。
但し、喘息予防を目的にネコを飼うというような事はやめるべきであると述べられていますので、ご注意を。

エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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「日本の財政再建が、うまく行かない訳」

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 田中秀明明治大学教授 

景気変動リスクを、わざと無視している。つまり、経済成長の見通しを、甘めに見積もって財政収支改善策を立てている。
当然、成長率は予想よりも低くなり、税収は低下してしまう。ここで、各省庁はいつも通りに歳出削減に抵抗して、予算をゲット、財政赤字を増大させてしまう。
役人は、財政赤字を増やしても構わない、自分たちの予算を増やす事が使命なのだ。

こんな経営戦略を作ってはいけません。
エンジンオイル、OEMの仲間の勉強塾より

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