聖書の伝えたいこと

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泉堅

ベッドは買えますが、安眠は買えません。
コンピューターは買えても、知恵は買えない。
家は買えても、家庭は買えない。
薬は買えても、健康は買えない。
贅沢は買えても、人格は買えない。
セックスは買えても、愛は買えない。

買えないものが尊いもの、尊いものは見えないもの。
その中に無くてはならない大切なものがあります。

金には便利さ、快適さをもたらすことはできます。
しかしその力をもってしても、
命を、幸せをもたらすことはできません。
便利さ快適さと幸福は、まったく別物であり、
無関係です。
便利さと快適さは時として人間を不幸にすらします。

過度の文明の進歩は、皮肉にも人間の体力、精神力、
記憶力、集中力、能力、霊力を減退させました。

テレビ漬け、テレビゲーム漬け、携帯漬け、
インターネット漬け、薬漬け、アフターファイブ漬けなどが
人の心を狂わせ依存症にしています。
今や、豊かさが人を不幸にし、
豊かさゆえに多くの命が失われている時代になりました。

しかし、世の風潮として便利さ、贅沢、欲望の充足、
すなわち金が、あたかも幸福を与えるがごとく
誤った軽佻な思想が蔓延している。
それを助長する勢力は、マスコミを始め数多くあるが、
それを覆すだけの眼力と胆力が日本にはない。
それだけ真理が骨抜きにされ、
真理に対して抵抗する「日本らしからぬ日本」に
成り下がってしまいました。

金には人格がありません。
使う人の人柄が言わば金格と成って、その人を裁きます。
もし自己中心に金を使うならば、
金は凶器となり、罠となり、檻となり、麻薬となって
その人を滅ぼす。
もし神中心に金を用いるなら、その人は祝福を受け
神の栄光と力と勢いが更に拡張される
一つの手段となるのでございます。

もしイエス・キリストに人生の土台を置かない御仁が
百億、千億、一兆、十兆を得るとするならば、
その人はますます利欲の奴隷となり、
富が心の目をふさぎ、盲目となって、
暗黒と死滅の道を突き進むのであります。
なぜならば、金を得れば得るほど、
安眠、熟眠している欲望がどんどん目覚め、引き出され、
今まで知り得なかった悪欲への隷属化が
ますます進行するからです。

また、金を得れば得るほど、心が金しか見えなくなり、
金中心、すなわち偽物中心の生活へと堕落し、
真理からますます遠ざかるのであります。
金には人を破壊する力があります。
僅かな金で人を殺したり、人を傷つけたりしていることは、
頻繁にマスコミの報じるところであります。

金と称する紙と金属に力を与えているのが欲望です。
欲望は心を支配している霊から来ます。
自分の霊を悪霊の配下に置くか、聖霊に委ねるのか、
それによって金に殺されることも、
金を生かすこともできるのであります。

一般的に富を得ると男性は女性に走ります。
なぜならば、情欲ほど抗しがたい力はなく、
情欲を制御することができたら法律は要らない。と
言われるほどであります。
情欲は万欲のボスであり、
情欲を遂行させ、その奴隷に陥落させる力が金であります。
したがって、神と富とが比較されるほどになっており、
富はサタン的な誘惑の神であります。

👣キリストさんは、お金があり過ぎて
いろんな苦労をされたようですね。
もう金は見たくもない、
コリゴリだって感じがします。(笑)

エンジンオイル、OEM、アルコール、除菌、マスクが
今の課題ですが、サタン的な誘惑の神に負けないように精進しましょう。

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