『仕事は、最高に楽しい。』

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中谷彰宏

リーダーになるのは、1人です。
でも、「リーダー意識」は、全員が持つことができます。

リーダー意識を持つと、仕事はがぜん、面白くなります。
リーダーでなくても、
リーダー意識のある人は、仕事を楽しめます。

リーダーであっても、
リーダー意識のない人は、仕事が面白くなくなります。

リーダー意識というのは、他人のせいにできないことです。

たとえば、店長はリーダーです。

店長が、何か問題があると
「社長が古いので」と、人のせいにする。
この店長は、この時点で、
リーダー意識を放棄してしまっています。

リーダー意識は伝染します。
リーダー意識がないことも、伝染します。

店長にリーダー意識がなくなると、
現場のスタッフも「店長さんが言っているから」と言って
逃げるようになります。

新入社員も「上の人がみんな言っているから」と
言うようになります。

新入社員であっても、アルバイトを引き連れていく
リーダーにならなければいけないのです。

誰かのせいにしているうちは、
リーダー意識があるとは言えません。
誰かのせいにすると、一見、楽なようですが、
同時に、楽しさがなくなります。

誰かのせいにしないで、結果を自分で引き受ける時、
仕事は楽しくなります。

誰かに責任転嫁した時点で、その人はリーダー失格です。
そういう会社は当然つぶれます。

細かい問題以前に、「自分はリーダーだ。最終責任者だ。
すべての問題は自分が引き受ける。ここがデッドエンドだ。
オレがここで踏ん張る」となると、仕事は面白くなるのです。

エンジンオイル、OEM、除菌剤。
どれもリーダー意識を持って、楽しくやろう。

でも、リーダー意識と言うのが最適なのかな。
独りで終結するのなら、責任感を持つ。こっちの方がピッタシだ。
プロ意識を持つ。プロになる。これも、いいな。
仕事を楽しくやりたいのなら、プロ意識を持ってやる。

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