『日本人なら知っておきたい名言100』より

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《下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。 
そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。》
(小林一三・阪急阪神東宝グループ創業者)

自分はチャンスがもらえないと嘆く人は多い。
しかし、世の中は捨てたもんじゃない。
必ず見ている人はいる。

能力があれば必ず世の中に出ることができる。
本当にできる人を世の中が見逃すことはめったにない。

まずは、自分の今やるべきこと、
与えられたことに全力を尽くしてみるといい。

そこに必ず多くの発見があるだろう。
下足番でも何でもいい。
そこを極めていくうちに世の中のことも見えるだろう。

豊臣秀吉は、織田信長の下足番から出世した。

下足番をするなかで信長の力量を分かったし、
信長もその下足番ぶりから、
秀吉がただの下足番でないことが分かったはずだ。

だからどんなことでもいい、それを極めていけば、
自分の先の進み方もわかるし、
人も世の中もよく見えてくる。

エンジンオイルのOEMも、
自分は一つの部品にすぎないと思ってはいけない。
仕事は有機的につながっている。
他の部署に抜擢されることも起こってくる。


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