ビジネスで成功している人は 「積極的に自らブレる」

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現在のビジネスシーンでは、成功している人やリーダーに
興味深い特徴がある。

これまでは、ビジネスで成功している人やリーダーには
「その仕事に対して強い信念を持ってブレない、
コツコツ努力を続けて、心変わりしない」
というイメージを持つ方も多いだろう。

だが、現在世界的に成功しているリーダーには、
ブレて成功を収めている人たちが多い。
具体的には、一度決めたことに拘るようなことはせず、
周囲からの説得や提案を受け入れ、
ブレることで成功を収めているということだ。

「積極的に自らブレる」ことは、見方を変えれば
変化の速度が早い現在においてビジネスを行うにあたって、
柔軟さを兼ね備えているということだ。
激変するビジネス環境に都度最適にフィットするように
自らを変え続けているということである。

現在世界的に成功している人たちの多くは、
過去に自分が決めたことにいつまでも拘らず、
ビジネスで結果を出すにはどのように考え、
取り組めばいいのか?ということにフォーカスし、
そのために多様な手段を取り入れて、結果を出している。

結果を出すために試行錯誤をたくさん繰り返し、
うまくいかなかったらすぐ元に戻る。
そして違う手段を検討し、さっさと実行してみる。
それがうまくいけば、次の手段を検討する。
このプロセスで結果を出すまで突き進む。

つまりゴールは変わっていないが、
最初に定めたたった1つの道筋に拘らず、
そこに向かういくつもの道筋を柔軟に駆使し、
ゴールを目指すということである。

一方、「積極的に自らブレる」ことの真逆なのが、
「他人に言われて自分の考えを変えるブレ方」だ。

周囲の人たちが好き勝手に言うことは簡単だし、
彼らには結果に対する責任もない。
何を言うのも勝手だ。

だが、彼らの言うことを真に受けて意思決定をした後、
失敗したと心底感じた時、あなたには何が残るだろうか?

中には良かれと思っての助言もあるだろうが、
全てがそうだとは限らない。
さらにはあなたの足を引っ張る人だっている。

他人に言われて自分の考え方を変えるブレ方は、
結局結果が出ないことがある。
残念ながら他人は、人や状況によっては、
あてにならないことがあるのだ。

自分の当初の計画だけに拘らない。
人はその人の価値観の枠組みの中でしか、
物事を考えられない。
もしあなたのアイディアが先進的なら、
他の人に意見を求める必要はない。
自分の考えを推し進めた方が良い。

多くの人は、見たこともない新しいものの価値は分からないので、
適切な意見は言えないのだ。

「他人に言われた通りにやって結果が出なかった時の本人の満足度」は、
「自らが主体的にやって結果が出なかった時の満足度」に
比べれば圧倒的に低い。
このようなデータは心理学でもたくさん報告されている。

だから、ブレるといっても
他人の言うままになるということではない。

「積極的に自らブレる」とは、他人の意見を聞き、
自分に役立つと思った時には積極的に取り入れ、
自分の当初の計画だけに拘らないということだ。

そして、現在世界的に成功している人たちは、
「積極的に自らブレている」。
現代のビジネスで成功するには、
このような懐の深さや柔軟性が
以前よりも必要とされている。

エンジンオイルのOEMも、積極的にブレていきましょ。

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