☆私が13才のとき、
宗教の先生が生徒に、
「何によって人に憧れたいかね」と尋ねた。
しかし、その問いには
誰も答えられなかった。
先生は笑いながらこう言った。
「いま答えられると思わない。
でも50才になって答えられないと問題だよ。
人生を無駄に
過ごしたことになるからね。」
☆選択肢を前にした
若者が答えるべき問題は、
正確には、何をしたらよいかではなく、
自分を使って何をしたいかである。
☆チャンスとは、
ひとつのことに
心を集中することによって、
かろうじて見つけることが
できるものである。
☆傲(おご)ってはいけません。
企業は、社会によって
存在させてもらっている存在なのです。
最も重要なことから始めなさい。
☆未来を予知しようとすることは、
夜中に田舎道を
ライトもつけずに走りながら、
後ろの窓から外を見るようなものである。
一番確実な未来予知の方法は、
未来自体を作り出してしまうことである。
☆寝床につくときに、
翌朝起きることを
楽しみにしている人間は、幸福である。
☆不得手なことの改善に
あまり時間を使ってはならない。
自らの強みに集中すべきである。
無能を並みの水準にするには、
一流を超一流にするよりも、
はるかに多くのエネルギーと努力を必要とする。
☆我々が行動可能なのは
現在であり、また未来のみである。
☆21世紀に重要視される
唯一のスキルは、
新しいものを学ぶスキルである。
それ以外はすべて
時間と共にすたれてゆく。
☆いまさら、
自分を変えようとしてはならない。
そんなのは、
うまくいくわけがない。
自分の得意とする仕事のやり方を
向上させることに、力を入れるべきである。
人の卓越性は、
ひとつの分野、
あるいはわずかの分野においてのみ、
実現されるのである。
☆教養ある人間は、
勉強し続けなければならない
ということを自覚している。
☆焦点の定まった
明確な使命がなければ、
組織はただちに
組織としての信頼性を失う。
☆事業を行うときは、
次の4つの条件を
満たしておかなければならない。
まず経営環境、使命、強みが
現実と一致していること。
そして、それらの条件が
互いに合致していること。
そして、周知徹底
されなければならない。
さらに、たえず
検証されなければならない。
☆あらゆる活動について
「もし今日これを
行っていなかったとして、改めて行うか」
を問わなければならない。
答えが否であるなら、
「それでは、いかにして一日も早くやめるか」
を問わなければならない。
エンジンオイルのOEMも、
焦点を定めて明確な使命を作らねばいけない。