80年代後半、日本のGDPが米国の5割を超えた。
その時、米国は日本に円高を要求した。
輸出自主規制や市場開放、内需拡大、構造改革と
激しく日本を攻め立てた。
今もそうだ。中国のGDPが米国の7割近くに達した。
共産党主導の特異な体質のまま肉薄する中国。
アメリカのナンバー2叩きは、
かつての日本以上のモノになるだろう。
米国では今春、
「現在の危機に関する委員会・中国」が発足するなど、
ハイテクや軍事力の覇権は絶対に譲らないスタンスだ。
トランプ氏の仕掛けた貿易戦争に始まる
技術移転や軍事を巡る覇権争いは、
中国が本格的な改革開放路線立ち戻らない限り
続くだろう。
習近平は鄧小平以来の歴史を逆転させた。
共産党を政府の上位に置き、
国有企業の改革も停滞している。
国家資本主義で、米国に替わって
先端技術や軍事力の覇権を握ろうとしている。
エンジンオイルのOEMにおいては、
ナンバー2叩きに会うなんてことは考えられませんね。
夢のまた夢ですわな。