『ドラマ思考のススメ』

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現代のトップセールスは、お客様と正面から向き合って売る
「対面セールス」ではなく、
お客様とドラマを共演するような「共演セールス」へとシフトしている


魅力を最大化する人のもとへ才能は集まる


一流のプロの表現者は、人称を決めないと
効果的な伝わる表現ができないことを知っているので、
最適な人称を選びながら表現する。


100人~300人、時には1000人を超える聴衆へ向かって
スピーチをする人が、
最も大勢に伝わるのは二人称でたった1人に向けて話したときと言っている。


演劇集団キャラメルボックスの人気脚本家成井豊氏は、
「脚本は役者が輝くためにある」と言った
『熱海殺人事件』や『蒲田行進曲』などで、
日本の現代演劇に大きな影響を与えた劇作家のつかこうへい氏は、
自分が舞台に立たせた役者には、
たとえどんなに小さな役でも最低1カ所は見せ場を作るということに
こだわって脚本を書くそうだ


一流の経営者も人気脚本家も、社員や役者の輝きを最大化できる人だ
一流人とは人を輝かせることによって輝く人


映画監督や脚本家がストーリーを書くときに、
ラストシーンから書く人が多い
経営者がビジョンに向かって行くのと同じなのは、意外である。


今私たちの世界は、他人を蹴散らして限られた椅子(富や資源)を取り合う
「椅子取りゲーム」から、
創造力によって新しい価値を生み出しシェアする「椅子取りゲーム」への
移行期に入っている


もらった恩を返すことを「恩返し」。
恩をもらったのに知らんぷりをする人を「恩知らず」。
もらった恩を、自分を通じて周りの人に送っていくことを「恩送り」と言う


自分にないものは「何も」理解できない。
「あの人は素晴らしい」と思ったら、
その素晴らしさがあなたの中にあるから理解できるのだ


ビジネスの目的は人を幸せにすることだが、
やっている本人たちも幸せになるビジネスであれば、最高だ。

エンジンオイルのOEMで自分たちも幸せにならなくてはいけない。

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