「Stay foolish」スティーブ・ジョブズ

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日本にも、同じ生き方がありました。
「愚かさを守る生き方」です。

小利口でこざかしい知識や知恵、速度や効率、
駆け引きや計略、私利私欲や傲慢(ごうまん)さ、
おごりや増長、攻撃性や支配性、鋭いが冷たい理知…
そういうものとは距離を置く。
目に見えないものを信じ、先を急がず、ゆったりとかまえ、
学問や知識は多くなくても、自分の信じる道を正直に歩み、
手間を惜しまず、回り道を厭(いと)わない。

時代遅れで融通もきかず、利にも疎いが、
焦らず、いばらず、くさらず、
わずかなことで満足を覚える。
不平不満よりは感謝の言葉が多く、
批判的であるより親和的で、悲観的より楽天的で、
いつもニコニコ笑みを絶やさず、
でくのぼうのようなぬくもりをにじませつつ、
人を裁くよりは許して、
「自分などたいした人間ではない」と
自己への戒めを忘れない。
命とは何か、生きるとは何かについて
時間をかけてゆっくり考え、
大きな回路をぐるりとめぐって
大きな答えにたどり着く。

そんな鈍く、遅く、重い生き方をしながら、
自分の中の「愚」をひそかにしっかりと守ること。

その深く大きな愚かを一生涯かけて貫くこと。
神が望んでいるのはそういう生き方でしょう。

かしこく小さくまとまるよりも、大きな愚か者であれ。
器の大きなアホであれ。とジョブズも言っています。

天の理が求め、サムシング・グレートが喜ぶのは、
人間のそういう心のあり方や生き方なのです。

「陽気な心」もその一つでしょう。
明るく前向きで、いつも喜ぶことや笑うことを
忘れない心です。

いい加減でいいとは言いませんが、
パーフェクトばかり求めていても
人間は行き詰まってしまうのです。
心も苦しくなるばかり。

だから、「ああダメかな」と思ったら、
鏡の前で一人、ニッコリ笑ってすませてしまえばいい。
笑えば邪気や暗い心も少しは晴れ、
やり直そうという気持ちもわいてきます。

人間、笑えるうちは大丈夫。
人生は勝ち負けではないが、
泣くよりは、たくさん笑った方が勝ちなのです。

そういう笑い上手、喜び上手な人が
神さまから好まれる人でもあり、笑いや明るい心を保つ
「陽の力」が体の健康を回復、増強し、
いい遺伝子のスイッチをONにする効能があるのです。

そのような喜びの心、おかげさまの心、つつしみの心。
そういうものが私たちの体を満たしたとき、
私たちの命はいきいきと豊かに息づき、
私たちの人生も幸福への歩みを始める。

したがって、いっけん鈍重に見え、
愚かとも思える生き方こそが、
実は苦しいこの世を生きていくために
神が人間に授けた知恵である。

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「成功」 

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力強い自信に満ちて、自分の夢に向かっている。 
それが、私たちの自然な姿である。

成功というのは、特別な状態ではない。 
それは、私たちの本来の自然な姿なのだ。

成功というものは、将来に達成するものではない。
今のあなたの生き方をコントロールする事によって、 
たった今、実現できる状態なのです。

成功というのは、外の世界とは関係が無い。

自分の欲しい気持ち、欲しい感情を感じながら、 
毎日、自分の生活ができる。

力強く自信を持って、愛を持って、感謝を持って、
欲しい感情を持って、 
胸を張って生きている。

その人は、既に成功者である。

自分の生き方をコントロールできれば、
周りの人たちの人生をも引き上げる事ができる。

あなたは、既にリーダーでもある。

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