深耕と開拓

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組織の対応力を考えると、
深耕と開拓、2つのアプローチがある。

深耕とは、現状肯定、既存の軌道の伸長である。
改訂、改善、洗練、効率がこれに当たる。

開拓は、現状否定、新規の軌道の開拓だ。
探索、実験、多様性が、これに当たる。

顧客ニーズを追求すると、安定した成果をもたらす
深耕へと偏る事が多い。

2つを上手くバランスさせるには

・ネットワークの仕組みを見る
 知識・情報の深耕に強みがあるのは、
 自社の提携先通しが繋がっている閉じたネットワーク。
 オープンなネットワークは、知識、情報の開拓に
 強みを持っている。

・顧客の声を適当に使う
 顧客の声を、深耕と開拓の両方に適当に用いて
 バランスを図る。

・昇進制度の仕組みを見直す
 ノーエラーがスターになる減点主義。
 好打者がスター社員になる加点主義の
 それぞれの特色を生かす。

深耕と開拓を同時に追求することから生じる
コンフリクトの解消に、
経営者が、どう取り組むのかも重要である。
バランスを向上させるには、
リーダーシップや経営理念が必要だ。

なるほどと頷く、エンジンオイル、OEMの
櫻製油所でした。

 

 

 

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GEの哲学

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「ワン・ストライクでアウト」
GEでは、行動規範を破れば、二度とチャンスは無い。

業績未達で降格されることはあっても、
解雇される事は無い。
しかし、倫理に反すると、GEを去らねばらない。

GE社内では、規範に反する行動は、即退場という
考えが広く共有されている。
業績主義と同時に、倫理主義も
企業文化に深く根ざしている訳だ。

日大アメフトなど、即廃部すべきと考える
エンジンオイル、OEMの櫻製油所でした。

 

 

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