「ブルーオーシャン戦略」キム

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どこで勝ち、どこで負けるか
戦略キャンパスは、横軸に競争要因(顧客が価値と思う
要因)を並べて、
競争相手に比べ、どの点が優れ、どの点が劣っているかを、「見える化」する。

戦略キャンパスに使われる言葉で、
戦略の良し悪しが分かる。

良い戦略に使われる言葉
1.メリハリがある
2.高い独自性
3.それらを踏まえた訴求力のあるキャッチフレーズ

悪い戦略に使われる言葉
1.利益に繋がらない過剰奉仕
2.一貫性の欠如
3.内向きな言葉使い

社内で使われている言葉が、
その会社の体質、文化を反映している。

 

2本の折れ線グラフを見て、
リーダーは何を考えなくてはいけないか。

「何処は負けてもいいかを考えろ」
コマツの相談役、阪根正弘

コマツのようにダントツの強さを発揮する企業になるには、
何処かで負けなくてはいけない。

エンジンオイル、OEMの櫻製油所でした。

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コトラーのマーケティング3.0

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グローバル化を推進する日本企業は、
海外での事業拡大に専念するだけではいけない。
進出する地域に密着した「文化マーケティング」を
行わなければならない。

グローバル化での労働集約、知識集約などによる
利点を追求する。
同時に、各国の文化や社会的課題に配慮した
地域密着のローカル化を成し遂げる必要がある。

英国の「ザ・ボディショップ」は、
化粧品の販売などを通じて、
社会平等という普遍的な価値の実現を目指している。
そのために、地域に密着して社会的課題の解決に、
取り組んでいる。
世界各地の貧しいコミュニティーから、
天然原料を購入し、
事業活動と貧困の撲滅を両立させようとしている。
動物実験をしないのも、この会社の評価を高めている。

このように、慈善事業を超えて、
地域社会と共存する事で、
企業は、大きな支持を得ることができる。
マーケターは、人類学と社会学について、
理解しておかねばならない。

ローカルのビジネスを、表層的な地域の習慣に
適合させるだけでは、
社会的、文化的価値を生み出せないからだ。
地位歯に根付いた習慣や価値観の本質を
深く理解することが不可欠だ。

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どうして、この店で買ってしまうのか

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アンダーヒル

性別、年齢、収入、家族構成の違いにより、
同じ環境の店でも、買い物客として示す反応は違う。

女性は、ゆったりと店内を歩き回り、商品を手に取り、
品質や値段を比較する。
販売員に質問する事を厭わず、
試着しても買わない事が多い。

男性は、お目当てのものが見つからなければ、
諦めてサッサと店を出る。

女性は、86%が買い物をする時に値段を見る。
男性は72%。

男性は、女性よりも提案に弱い。

男女の社会的役割の変化に伴い、
男性がベビーカーを押して買い物フロアで過ごす時間が
増えている。

女性も働く時間が伸びるにつれ、セカセカと1つを選ぶ
買い方に変化している。

70歳の女性たちは、かつての50歳の頃の自分と
同じような感覚で、
若々しい容姿や気分を満喫している。
なのに、売り場の商品やデザインは、
自分たちに合っていないと報告している。

視力は40歳前後で衰え始める。
アクティブなシニアにとって、商品の文字が小さ過ぎて
読めないといった事が起きている。
教養の高い客ほど、ラベルや箱、瓶の表示で、
買うか買わないかを判断する。
だから、文字が読めない事は、
機会損失に結びついている。

子供が歓迎されない店では、
親が、それを察して背を向ける。
イケアで、託児サービスが好評な事から分かるように
子供が、大人のショッピングに及ぼす影響は
無視できない。

エンジンオイル、OEMの櫻製油所でした。

 

 

 

 

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