「戦略サファリ」ミンツバーグ

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ポーターを批判
対極にある戦略。どちらか一方を選んだら
もう一方は、諦めなければならない。
これが、ポーターの考えだ。

ベネトンを引き合いに出して、
ミンツバーグは言う。
ファッション性が高い、差別化ができている、
にも関わらず、低コストを実現している。

企業には、相反する2つの戦略を同時に
実現できる可能性がある。
ポーターは、その可能性を奪っている。

セグメントと言えば、カッコいい。
でも、分類の仕方が間違っていたら、
間違った答えしか出ない。
対極に分けたものに、共通点があったりして・・

 

 

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ブルー・オーシャン戦略

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「血みどろのレッド・オーシャン」から抜け出すための、
新しい市場「ブルーオーシャン」を生み出す。

戦略とは、一定の限られた土地を巡って、
敵と向き合う事と思い込んでしまう。
境界の決まった市場で、競争相手と正面対決する事を
前提としている。
これでは、戦略と言っても、消耗戦に陥ってしまう。
「レッド・オーシャン」にいたのでは、
労力の割に、利益は上がらない。

競争をしない事、少なくとも、
当面は競争相手の存在しない
市場を作り上げる事が必要だ。

これは多角化とは違う。
多角化は、自社にとって新しい市場であっても、
既に市場として存在しており、競合相手もいる。

「へとへと」になるのは、単に消耗戦になるからではない。
何処に行くのか分からない。
夢とか希望が無い時に、「へとへと」になる。

「レッド・オーシャン」であっても、
企業の目標が明確で、それが共有されている時、
喜々として競争に向き合う社員がいる。

「戦略より戦闘」を合言葉にしていた
リクルートは、その好例だ。

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キッシンジャーを変えたアドバイス

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彼は、亡命ユダヤ人の息子で、頭は良かったが、
教育は無く、気の弱い人間だった。

フリック・クレーマー
「飢えた君は、無一文でたった一人。
マルセイユの波止場に放り出される。
そんな時でも、君の身に着けている
たった1着の背広を狙って、男が後をつけてくる。
そういったギリギリの状況に追い込まれてこそ、
人間は初めて、この世というものを理解できる。
こういう時、理性とか善は無力である。
君は立ち上がって戦うか、
さもなければ殺されるだけなのだ。」

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成功するにはボジティブ思考を捨てる

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ダイエットに成功した自分の姿を、
うっとり夢見た人たちは、
減量の為に行動する気力が湧かなかった。

目標や夢をイメージしてしまうと、
モチベーションが下がり、行動しなくなる。

自己啓発セミナーで、モチベーションを上げる
試みを強いられるが、効果は無い。
ポジティブ思考で、見込のない夢を追いかける。
これは、ただの現実逃避に過ぎない。

将来の目標を設定し、
厳しい現実を直視するのが大切だ。
願いを叶えたい人ほど現実を見る。

自己啓発にはまる人は、現実逃避しているだけ。
多くの自己啓発のプログラムや手法は、
科学的に実証されていない。

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