デフレが続くと、企業の内部留保と家計の金融資産が増える。物価が下がるのだから、お金で持っていた方が得だからだ。
１９９０年から名目賃金は下落、ＧＤＰも減っている。家計は所得が減り、消費を手控えて貯蓄に励む。
日本経済の先行きは不安。金融資産のほとんどは、現預金と保険に回る。企業の成長原資となる証券市場には向いてこない。
企業も設備投資して成長力を強化する勇気が湧かない。お金は、こうして内部留保される。
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