心の朝(イソップ童話)/オイル買います売ります

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ある男が、神像を彫って市場へ売りに行った。しかし、誰も買ってくれない。

「金儲けの御利益あらたかな、福の神は要りませんか」

通りかかった男が、売れない神像を指して言った。「本当に御利益があるのなら、なぜ他人に売るのだ。自分が、その御利益にあずかればいいじゃないか。だいたい、お前の店は、さっぱり繁盛していないぞ。」

例えば、商売繁盛を説くコンサルトならば、自分が先に繁盛していなければいけない。

笑顔を説くなら笑顔が、笑いを説くなら笑いが無ければ、誰も、その人の話を聞かない。

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幸せは、今、此処にある/オイル買います売ります

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なぜ望む現実が、実現しないのか。それは、自分は定位置に居座り、何も動かないからだ。相手にリアクションを求めるだけでは駄目だ。

リスクを冒す前に安全を求めるのは、食べる前にその味を知ろうとするのと同じだ。人生に向き合うとは、先がどうなるか分からないままに新しい1歩を踏み出す事。今、この一瞬を情熱を持って生きる事だ

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