渡辺和子

「お互いが相手を選べない」というのが世の中の常(つね)。

それを、「置かれた場所で咲きなさい」と

渡辺和子さんは言った。

渡辺さんが自信を失い、修道院を出ようとまで

思い詰めたとき、

ある宣教師の方が短い英語の詩を渡してくれた。

『いただいた詩は、

「置かれたところで咲きなさい」の後に続けて、

こう書かれていた。

「咲くということは、仕方ないと諦めることではない。

それは自分が笑顔で幸せに生き、

周囲の人々も幸せにすることによって、

神が、あなたをここにお植えになったのは

間違いでなかったと、証明することなのです」』

どうにもならないことに文句を言ったり、

愚痴や泣き言を言っても、事態は何も変わらない。

そんなことより、どういう状況に置かれても、

その中に、楽しさや喜びや幸せを見つけること。

エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より