僕が人生で楽しいのは、誰もやってないことをやることだ。

誰もやってないことをどうやって見つけるか?

それは簡単。

みんながやっていること、みんなが望んでいることとは

逆のことから考え始めればいい。

なんでもいい。

みんなが当たり前、と思っていることを

「本当にそうなのか?」と考えてみるのも、

誰もやってない新しいことを見つける、いいきっかけになる。

世の中って、新しいことにすごく敏感だし、人は殺到する。

だから変化ってすごく大事。

どんなことでもいいから、他の人がやってない何かいいこと、

面白いことを見つけて、やってみるといい。

本人は当然おもしろいし、「

あの人、誰もやってないことをやってる」って、

みんなも憧れの目で見ます。

「デザイン経営」も、似た発想だ。

デザイン的な発想で、イノベーションやブランド力を

向上させる。

この世にないものを創り出すという、

デザイン的な発想は現代もっとも必要とされている。

特に、日本はこの分野では遅れている。

この対極にあるのが、「みんなと一緒」という発想だ。

日本ではグローバリズムや、この考え方を踏襲し、

世界の潮流に遅れてしまった。

独創性とか、オリジナリティ、クリエイティブ、

という考え方は、芸術やデザインの世界では当たり前。

「誰もやってないことをやること」を恐れてはいけない。

エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より