山崎俊輔
マネープランにおいて大きく変更を迫られているのは、
じつは「長寿」と「共働き」
長寿によって、お金の必要額が増える。
家の購入タイミングが変わる。
昔は結婚したら「上がり」だったのが、そうも行かなくなっている。
もし、あなたが賢明なパートナーを手に入れたなら、
賢い選択は一生共働きを貫き、生涯年収6億円を手に入れること。
そして、厚生年金と退職金2人分=約1億円を手に入れること。
正社員で働いていた会社を辞めて、専業主婦の期間を長くしたり、
パートやアルバイトにならないで欲しい。
苦労して共働きをがんばったご褒美が人生最後にやってくるからだ。
厚生年金と退職金を二人分もらう老後が待っている。
■退職金
500万~1000万円くらいが中小企業の相場で、
1500万~2500万円くらいが大企業の相場
共働き世帯の年金総受取額は30年間で1億800万円!
共働きの結婚は、そのまま共働き維持が原則
大卒女性が正社員で働く場合の生涯賃金は2億4000万円ほど
共働き維持のための大前提は男性の家事シェア
共働きの新婚ライフは最大の貯めどきにする
産休期間は、健康保険制度より給付金が支給される(出産手当金)。
これは産休に入る前の賃金(過去1年間の平均)の3分の2に相当する。
産休は出産予定日の42日前から、出産日翌日から56日目までなので、
およそ3カ月に相当する。
育休期間については雇用保険制度が給付を引き継ぐ(育児休業給付金)。
最初の半年間は産休に入る前の賃金の3分の2を、
それ以降は50%が支給される仕組みだ。
保育園に子どもの入園が決まって復職するまでのあいだ、
最大で子どもが2歳になるまで給付が受けられる。
子育てを少しでも楽にするなら職住“保”近接も考えてみたい
こづかいの範囲(ランチ代など含む)をきちんと決める。
「こづかいの使い道にはお互い口を出さない」ことが、
共働きを円満に続けていく重要なコツ
理想をいえば、年収の20%以上を資産運用に回すことができると、
人生にかなりの余裕が生まれる。
年に一度はお互いの預金残高を開示しあう。
「同じ会社」「同じ業界」に夫婦が勤めてはいけない、というのが
共働きポートフォリオ効率化のルール
独立は男性が一人で行う
独立するなら男一人で、女性は仕事を絶対に辞めないこと。
エンジンオイル、メーカー、OEM仲間の経営塾より