中国向けの越境EC(電子商取引)の活況が続いている。

しかし、中国の越境ECサイトに出店すれば

商品が売れるという訳ではない。

各サイトには世界各国から商品取り扱いの要望があり、

サイト側が商品を選べる立場にある。

中国では小売り側の立場が相対的に強く、

商品を売る努力をしてもらえないケースも目立つ。

販売数量が基準に満たないとペナルティを

要求されることもありうる。

越境ECサイトに出店する企業は自分で特徴を出し

競争力をつける必要がある。

中国で使用品を売るには、知名度を高めることが重要だ。

意外に鍵は日本にある。

日本での知名度獲得が間接的に

中国での存在感を高める。

日本国内で中国語のインターネット広告を出したり

中国からの観光客が訪問する免税店で

商品を発売したり、

中国を意識した対応は有効な方法の一つだろう。

中国で展示・販売会を開き

ECと実店舗との相乗効果を探るといい。

中国で広く普及している交流サイト(SNS)を

活用した広告も考えられる。

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