ピョートル・フェリクス・グジバチ

よいチームには「心理的安全性」が欠かせない

プライベートの相談をどう聞けばいいのか、

仕事をどう依頼すればいいのか、

チームを生産的にするため、

どんな刺激を加えればいいのか。

■優秀なマネジャーの8つの特徴

1.よいコーチである

2.チームを勢いづけて、マイクロマネジメントはしない

3.チームのメンバーが健康に過ごすこと、

  成果を上げることに強い関心を持っている

4.生産的で成果主義である

5.チーム内のよき聞き手であり、

  メンバーと活発にコミュニケーションしている

6.チームのメンバーのキャリア形成を手助けしている

7.チームのためのはっきりとしたビジョンや戦略を持っている

8.チームのメンバーにアドバイスできる

  専門的技術・知識を持っている

■生産性の高いチームの特性

1.チームの「心理的安全性」が高いこと

2.チームに対する「信頼性」が高いこと

3.チームの「構造」が「明瞭」であること

4.チームの仕事に「意味」を見出していること

5.チームの仕事が社会に対して

  「影響」をもたらすと考えていること

自分らしく働くとは、「自己認識・自己開示・

自己表現ができる」ということです。

要は、「安心してなんでも言い合えるチーム」が

心理的安全性の高いチームなのです

グーグルでは、マネジャーが進行役になって、

「ライフ・ジャーニー」というセッションを

よくやっていました。

A3の紙に、自分がどんな人生を歩んできたのかを、

ターニングポイントにおける

「(1)行動、(2)その意図、(3)味わった感情」が

わかるように、できるだけ具体的に書いてもらいます。

書式は自由です

プライベートな相談は、聞いてあげるだけでもいい

次のワン・オン・ワンのときなどに折りに触れて、

「その後、どうなりましたか?」などと

気にかけてあげることが需要

まずお互いの言い分を十分に話してもらう。

そして「AさんがBさんにしてほしいのは、これですね。

BさんがAさんにしてほしいのはこれですね」と

確認したあと、

Aさんに、「Bさんは何をしてほしいと言っていましたか? 

言ってみてください」と復唱してもらう。

同じくBさんにも、「Aさんは何をしてほしいと

言っていましたか? 言ってみてください」と

復唱してもらう──。

「ああ、そういうことがしてほしかったんだな」と、

自分に対する相手の要望をお互いに認識できると、

感情的な衝突はとたんにやわらぎます

よい集合知を得るには、完璧主義ではなく、「実験主義」

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