元・卓球日本代表・ロンドンオリンピック銀メダリスト平野早矢香(ミキハウス)。
卓球を始めたのは5歳から。小学生低学年の大会で全日本2位まで勝ち上がり、日本一になりたいとの思いを強くした。ただ、小学生時代は優勝、つまり日本一になれなかった。中学・高校は仙台育英で英才教育を受ける。高校1年時に念願の日本一になると、やったらできるという自信がついた。日本一になってから今度は世界一を目指しようになった。
世界レベルにするために思い切って変えたこと(4つ)
・ラケット、ラバー 監督から世界レベルで戦うには変えないといけないと指摘あり。日本一になったラケット、ラバーを変える決断をした。
・サーブ 世界で戦うには今やっているスタイルでは勝てない。これまでのスタイルを捨てて新しいサーブに取り組んだ。
・体の使い方 合理的な体の使い方をするために古武道の先生の指導を受けた。 体重を掛けて足で蹴って移動するのではなく、体に負荷なく移動する方法を学んだ。
・心を変える 麻雀で生涯負けなしの桜井氏の話を聞いて、メンタル面での姿勢を学んだ。「流れを感じろ、相手を感じろ」いったんバランスが崩れて勝てなくなる時がある。その時に、自分はいったいどこを目指しているのか振り返る心の余裕が出てきた。
考えていたこと。
日々前進。
他人と比較するのではなく、昨日の自分と比較するようになった。
■日々前進。他人と比較するのではなく、昨日の自分と比較するようになった。→この点は私も日頃から感じ思っているところなので共感しました。
また、心を変えるというところの話では、私の経験からもトラブルや困難が発生すると兎角目先のところにばかり目が行ってしまいますが、一歩引いて落ち着いて考えると、問題点は違うところにあったり、それほど大きなものではなく丁寧に対応すれば解決するものであったりしたことがありました。
自分のレベルを上げるためになりふり構わず過去の自分とも決別し、日々前進していくために、新しい挑戦をしていくことはレベルの違いはあっても私たちにも当てはまるものですね。
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