早樫一男(臨床心理士)
どんな事でも喜べる気持ちには、そうそうなれません。
しかし、不足に思わない心なら意識できるでしょう。
これは、最近の心理学的援助でも
取り入れられている視点です。
不足に思えば、どんな状況も不足となります。
満足に思えば、どんな状況であっても、
その中から満足を見出す事が出来る。
そして、心も満たされるといった好循環になる。
不足に思うか、満足するかは心一つ。
当人の思い方次第です。
自分の目の前に現れた姿を、
神様からのメッセージと受け止め、
その中に満足の種を見出す心を育てて行きたい。
更に、一歩進んで、相手が不徳を積まないように、
相手に満足して貰える心配りも心がけたい。
人間関係は、お互いに影響し合う関係だ。
言わば、お互い様の関係であり、循環的な関係だ。
相手の変化に捉われたり、
それのみに焦点を当てたりするのではなく、
まずは、気が付いた人が、
自分から良好な関係を作るように働きかけて行けば
欲に左右されない生き方ができるでしょう。
エンジンオイルのOEM、マスクについても、
このような心構えで取り組まないといけません。