ストレスをため込んでしまう前に、小出しにする。
子供を褒める事で、
親の価値観を刷り込んでしまうことがある。
転んだのに、我慢して泣かなかった子供がいる。
母親が「強いね」としきりに褒めたら、
その子供はどう受け取るか。
「泣いてはいけない。強い自分を見せないといけない。」と
考え、ストレスをため込みやすい価値観を持つようになる。
テストで良い点数を取った時だけ、
褒められて身に着くような条件付きの自信も問題だ。
何かに成功した時に褒めすぎると、
逆に「失敗したら、自分の値打ちは無い」という
一種の脅迫観念を助長してしまう。
一つ一つの言動の成否ではなく、
丸ごとの自分を受け入れてもらえると実感した子供には、
揺るぎない根源的な自信が備わる。
社会的ルールをはみ出してしまった子供については、
枠をはみ出さないように押さえつけるだけでは逆効果だ。
ルールの中で、自分を小出しにして、自分を表現する事を
教えてやらないと、新しいストレスをため込んでしまう。
真剣に話を聞いてくれる人が、一人いるだけで人は救われる。
子供も社員も同じです。
当人がやったこと業績よりも、丸ごと本人を大事にしないといけない。
エンジンオイルのOEMをしていても考えさせられます。