クロック・アンダーン(マクドナルドの創始者)
クロックは、野球をして得る喜びと変わらない喜びを
仕事からも得ていた。
彼にとっての仕事は、普通の人が美味しいモノを食べたり
デートするのと全く同じ。
生理的な喜びであり、本能的な快感だった。
マクドナルドを当てるまで、クロックは
長い下積みを経験している。
経営者になってからも、様々な困難に直面した。
粘り強い努力で、彼は克服した。
彼の記述は、あくまでも明るい。
下積み、苦労というトーンが、まったく無い。
好きな仕事を好きなようにやってきた彼には、
努力が娯楽になっている。
クロックがマクドナルド兄弟を、初めて訪れたのは1954年。
その後、亡くなる84年まで働き続けた。
死ぬまで、大好きな仕事を辞める事はできなかった。
夫人から「いい加減にしてくれ」と懇願されながらも、
メニュー開発や不動産開発を喜々として続けていた。
彼の頭の中には、引き際など無かった。
仕事に対する異常なほどの愛情と執着、
理屈抜きのスキスキ精神が、
マクドナルド帝国の基盤に在った。
我々も、そうありたいと願う、エンジンオイル、OEMの櫻製油所でした。